小芝風花が主演を務める木曜劇場「大奥」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第10話が3月21日に放送。第10話では、出自について悩み苦しむ家治(亀梨和也)を救う倫子(小芝)の姿が描かれた。X(旧Twitter)では、出自の秘密が明らかになった瞬間から変化した家治の表情やどんな時でも家治を支えようとする倫子の愛が話題に。最終回前に、「#フジ大奥」がトレンド1位を獲得した。 (以下、ネタバレを含みます)
「大奥」の内容を紹介
本作は、連続ドラマとしては約20年ぶりに復活したフジテレビ系「大奥」シリーズ。さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女性の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女性らの戦いを描く。
家治は体調を崩してしまう…「大奥」第10話を振り返る
五十宮倫子は、徳川家治から「わしは、将軍家の子ではない」と自身の秘密を打ち明けられる。倫子は家治から田沼意次(安田顕)にこの秘密を握られ、言いなりになるほかなかったと聞かされる。困惑する倫子だったが、そんな中、家治は体調を崩してしまう。
田沼はお品(西野七瀬)の子、貞次郎を世継ぎに指名することを迫るが、家治は将軍家の血を引かない自分の子でよいものかと苦悩する。さらに、田沼は松島の局(栗山千明)を大奥総取締から追い落とし、自分の意のままになる高岳(田中道子)を据えようとする。
家治の見舞いに行った松島は、倫子との会話を聞いてしまったことを話す。動揺する家治は、その話は聞かなかったことにしてくれと松島に頼み込む。一方、倫子のもとに松平定信(宮舘涼太)から贈り物が届く。中にはいつものように文が隠されていた。だが、その文には、驚くべき内容が記されていた。