凌「っと言えないって思ってた。言えないって」
休み明けの教室で、凌は机に突っ伏している千花に話し掛けることができずにいた。そんな2人の様子を見ていた美波は、放課後の倉庫で凌に真実を伝える。一方、光は美波を喫茶店に誘い出し、いちごパフェのリベンジを試みるが、上手くいかずに失敗してしまう。
夜に凌を公園に呼び出して、恋の悩みを話す光。凌に「美波のことを好きにならないよな?」と光が尋ねると、凌は「なるわけねぇだろ、お前がいるのに」と返す。「え?」と光が驚くと「光が美波のこと好きなの知ってんだから、美波のこと好きになるわけねぇだろ」と凌は答える。
「だよな。いや、今の言い方だじゃ、まるでお前が俺のこと好きみたいじゃんか」と光が言うと、凌は「うん」と答えて長い沈黙が流れる。そして、凌が「友だちとしてな」と笑うと、光は安心したかのように「お前ふざけんなよ」と言って凌にじゃれつく。凌は笑いながら「ずっと言えないって思ってた。言えないって」と心のなかでつぶやくのだった。
密かに光に思いを寄せている凌の気持ちを思うとギュウッと胸が苦しくなった。SNSでも「凌~(号泣顔)」「光くんに気持ち伝えて誤魔化す凌くんはやっぱり切ない」「いろいろごちゃ混ぜで複雑な感情になるわ…」「切なああああい」と視聴者のコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳
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