アニオリシーンも、久しぶりのセバスチャンのあの台詞に反響
第1話は原作コミックのストーリーが組み替えられながら展開されていったが、アニメオリジナルシーンも。それは、寮監として登場したセバスチャン(ミカエリス先生)とシエルが初対面するシーン。セバスチャンの常套句でもある「あくまで 執事ですから」の台詞が「あくまで 寮監ですから」に変わり、披露された。また、シエルが寄宿学校へ通うこととなった理由が明かされた、ヴィクトリア女王陛下(CV.瀬田ひろ美)から届いた便りを読むシーンがエンディング前に差し込まれたことによって、セバスチャンのもうひとつの常套句「イエス マイロード」の台詞がより深く心に刺さる演出となっていた。これにはSNSでも「久々の『イエス マイロード』痺れた、、、」「『イエス マイロード』のシーン美しすぎて息止まった……」「これが聞きたかった!」と興奮の声が溢れていた。
各寮の寮長を務める個性豊かなP4の面々が初登場!
本作、特徴的な見どころのひとつに、個性豊かな寮長(監督生)たちがいる。そんな学生寮の各々の寮長を務めるのは、エドガー・レドモンド(CV.渡部俊樹)、ロレンス・ブルーアー(CV.榎木淳弥)、ハーマン・グリーンヒル(CV.武内駿輔)、グレゴリー・バイオレット(CV.橘龍丸)。通称・P4(プリーフェクト・フォー)は登場から華々しく、存在感に溢れていた。校長から学園の自治を任されていて、「伝統は絶対!」がこの4人の合言葉のようなもの。今後の学園生活でP4がどのような個性を見せてくれるのか、期待が高まるばかりだ。
また、エンディング主題歌「贖罪」(シド)の映像ではコミックスの扉絵で描かれていたP4の面々の絵が登場するなど、原作読者から見るとうれしい発見を感じるポイントも。数年ぶりのセバスチャン&シエルと個性的な新たなキャラクターの登場に、今後の期待もさらに高まった第1話。この後どのように物語が彩られていくのか、次週の放送が待ち遠しい。
◆文/笹本千尋
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