永瀬廉“透”、板谷由夏“詩史”と出会い彼女との時間への愛おしさを感じる…美しくも許されないラブストーリーが開幕<東京タワー>
「東京タワー」第1話あらすじ
第1話は――
ありふれた景色、同じことの繰り返しの日々ーーいつもと変わらない毎日に飽き飽きしながら生きていた医大生の小島透(永瀬廉)は、建築家の浅野詩史(板谷由夏)と出会う。詩史の事務所に招かれた透は、淹れてもらったコーヒーを飲み、心地よい音楽を聴きながら穏やかな空気の中で過ごす。ふと壁に目をやると、モノクロの東京タワーの写真が飾られていた。
「東京タワー、好きなんですか?」と問う透に、「苦手よ」と答える詩史。その理由を「寂しそうだから」と話す詩史に、透はこれまでに自身が抱いていた思いを重ね、不思議と彼女といる時間への愛おしさを感じるのだった。
どうしてももう一度会いたいという思いを消せない透は、数日後、再び事務所を訪れる。「なんとなく、またあなたが会いに来てくれる気がした」と話す詩史を前に、透は意を決し、こう告げる。「もっと…あなたのことが知りたいです」。
その頃、透と同じ大学に通う親友・大原耕二(松田元太)は、年上の女性に惹かれる透の様子に“焦り”を感じながら、家庭教師で訪れた先で川野喜美子(MEGUMI)の姿を眺めていた。
――という物語が描かれる。
「東京タワーが見えるこの街で、僕は彼女と出会った」
公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、「東京タワーが見えるこの街で、僕は彼女と出会った」と、ベッドに腰掛ける透の姿からスタート。「大半のことは同じことの繰り返しで、予測がついてつまらない」。大学の構内を歩いたり、授業を受けたりする透。その表情は、どれも飽き飽きとしている。
そんなある日、透は困っている様子の詩史に「あの、どうかしましたか?」と声をかける。
彼女の家に招かれ、壁にかかる東京タワーの写真を見つめる二人。「東京タワー、好きなんですか?」と問う透に、詩史は「苦手よ。東京タワーってとても寂しそうじゃない?」と話す。「僕も小さい頃からそう感じていて。誰にも理解されないと…思ってたんですけど」と、透の目は輝き出す。
そして、透が詩史に「もっとあなたのことが知りたいです」と伝える声の後ろで、親友の耕二、耕二の家庭教師先の喜美子、透に思いを寄せる同じ医大生の楓(永瀬莉子)、耕二の彼女・由利(なえなの)、詩史の夫・英雄(甲本雅裕)、透の母・陽子(YOU)と、二人を取り囲む面々が映し出される。
最後には、並んで歩きながら、透へ「会うのは、これで最後にしましょう。…夫がいるのよ」と伝える詩史と、呆然とする透の姿が切り取られている。
予告動画にSNSでは、「胸が締め付けられました」「引き込まれる〜!」「ドキドキ」などといった声が寄せられている。