グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実と桜田ひよりがW主演を務める映画「バジーノイズ」が、5月3日(金)に公開される。このたび、本作の最新トレーラーが解禁された。
タイムリーなテーマをドラマ「silent」の監督が実写映画化に踏み込む
「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で、登場人物たちの心理描写のリアルさ、DTM(デスクトップミュージック)を題材に誌面を飛び越えてくるかのような独特な音楽表現と、タイムリーなテーマ性で、連載開始直後からSNSを中心に共感と支持を集めた、むつき潤の同名コミックスが原作の本作。
従来の音楽漫画とは全く違った、デジタルネイティブ世代における新しい音楽コミックスとして大きな話題を呼んだ作品が、ドラマ「silent」(2022年、フジテレビ系)で監督を務めた風間太樹によって映像化された。
映画初主演の川西が演じるのは、人と関わることを必要とせず、たった一つの“すきなもの”である音楽をPCで作り、一人奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄。
もう一人の主演で、風間監督とは「silent」に続き2回目のタッグを組む若手俳優・桜田は、自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮を演じる。
さらに、レコード会社に勤める潮の幼なじみ・航太郎に井之脇海、清澄と音楽を始めることになるベーシスト陸役に柳俊太郎が抜てきされた。
桜田ひより、井之脇海、柳俊太郎の深夜のエモいワンシーン
解禁されたのは、他人の「いいね」だけを追いかけて生きてきた潮(桜田)、レコード会社で働いていたところから潮に“巻き込まれた”航太郎(井之脇)、清澄の音楽に惹き込まれ、共にAZURとして活動していく陸(柳)の、“清澄”(川西)という軸で交じり合うことになる3人の深夜の交差点でのワンシーン。
「メンヘラやなあー」と清澄への思いを口走る潮に、「そんなの言ったら俺もだわ」と嫉妬返しをする陸。それぞれの本音が飛び出したところに急に叫び出し、“格好悪い自分”との決別を誓う航太郎。
「あいつに振り回されてるわな」「溺愛すぎててキモいわ」と、清澄への少し屈折した思いをそれぞれに言い合い、本音をぶつけあう3人。清澄の世界を広げてきた3人だったが、それぞれも清澄に引きつけられ自身の新しい感情に気付かされるシーンとなっており、このヒリッとした等身大の感情に、一足先に見た観客より共感の声が寄せられている。
※柳俊太郎の「柳」は正しくは「柳」の旧字体
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