丸山礼が、生見愛瑠主演の火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)に出演中。丸山は、記憶を失くしたまことの初めての友達・平野香絵を演じており、視聴者からは「抜群に空気読めるし、心強い」「信用できる存在」などといった多数声が上がっている。このたび、WEBザテレビジョンでは、そんな“友達にしたい”との呼び声高い香絵を演じる丸山にインタビューを実施。自身が演じるキャラクターの魅力や共演者とのエピソードについて語ってくれた他、多方面で活躍しながら、女優としても着実にステップアップを続ける丸山に、大きな影響を受けた出来事について聞いた。
記憶喪失になったヒロインが “恋の相手”と“本当の自分”を探す
同ドラマは“恋の相手”と“本当の自分”を探す、指輪を巡るラブコメミステリー。記憶を失い“くるり”と世界が一変したヒロイン・まこと(生見)が、不安と同時に自分らしさから解放され、“私歴一年”の赤ちゃんとして、本当の自分らしさを探していく物語だ。
また、恋の四角関係を繰り広げる男性キャストとして瀬戸康史、神尾楓珠、宮世琉弥が出演。年齢もタイプも異なる3人だが、唯一の共通点は、記憶を失ったまことの自分探しの手掛かりとなる指輪がピッタリとはまること。物語が進むにつれて、3人との関係性だけでなく、まこと自身も変化していく。
まことに全力で寄り添う香絵、恋愛マスターな一面も?
――ここまで香絵を演じてみての感想を教えてください。
香絵は、記憶喪失になってしまったまことにとって最初の友達なので、それまではただのお向かいさんだったのですが、目の前で人が困っていて、かつ助けを求めてくれたということで、まことの言動一つ一つを気に掛けてみたりと、全力で寄り添っているなと思います。
私も普段から結構おせっかいなところがあるので、そういった部分は香絵と似ているなと感じています。
――香絵はまことのみならず、第4話(4月30日放送)では思い悩む朝日の背中を押すシーンもありました。
そうなんです、朝日くんとの恋愛相談のシーンを通して、自身の恋愛観についても言及する場面があるのですが“恋愛について語れるってことは、もしかして香絵って恋愛マスターなのかな?”って(笑)。まことの向かい側の部屋で、どんな恋愛をしてきて、これまでどれだけ傷ついたり、楽しい思いをしてきたのかなと妄想しながら演じています。
――演じていて難しいなと感じる部分はありますか?
ミステリー要素もある作品なので、ちょっとした表現が考察に繋がりますし、話し合いを重ねながら演じているのを見て“私も意識しなくちゃ”と思っています。監督からも「細かい表情や、言い方の変化をつけてほしい」とよく言われます。