2024年7月期のカンテレ・フジテレビ系の月曜夜10時枠“月10ドラマ”は、杉野遥亮が主演を務める「マウンテンドクター」(7月8日[月]スタート毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系※初回15分拡大)に決定。本作は、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、様々な思いを抱えた山岳医や患者と触れ合い、現実と向き合いながら成長していく様子を、圧倒的なリアリティーとスケール感で描く山岳医療ドラマ。本作の舞台となる長野・松本でも実際にロケを行いながら、山岳医療の現場を丁寧に立体的に描いていく。
山岳医療の課題と未来を描くドラマ
“山岳医療”とは、山で起こりうる病気とケガを治療する医療。そして、“山の知識”と“医療知識”の双方に長けた医師を“山岳医”と呼ぶ。昨今の登山ブームによって、日本でも急速に注目を集めている医療分野であるが、欧州などに比べると遅れており、日本における山岳医の数はまだまだ少ないのが現状。本作は、この未知なる分野で、山岳医たちの思いのぶつかり合いを通して、山岳医療の課題と未来を描き提示する、新しい医療ドラマとなる。
杉野遥亮&大森南朋が山岳医役に
杉野は、信濃総合病院に赴任してきた青年医師・宮本歩(みやもと・あゆむ)を演じる。宮本は、整形外科医と並行して、病院が近年力を入れ始めた“山岳診療科”の兼務を命じられる。高校卒業以来、故郷である長野県に戻ってきた歩は、小さいころから身近にあり大好きだったはずの山へ、ある想いを抱え続けている。医師としては、これといった目標もなく、志も低めの今時な事なかれ主義だったが、山岳医療チームで過ごす中で少しずつ成長していくことに…。
大森は、宮本が赴任する信濃総合病院の循環器内科医として働く、江森岳人(えもり・がくと)を演じる。江森は、国際山岳医としての資格を取得し、海外での活動経験もある山岳医。山岳医療に詳しいからこそ、医師が安易に山に行くことに慎重で、山での負傷者・疾病者は迅速な救助ののち設備の整った病院で治療すべきだという信念を持っている。しかし、宮本とぶつかり合いながら、自身も抱える過去のトラウマを乗り越えようとしていく役どころ。
登山シーズンには多くの観光客・登山者で賑わう長野県の山岳地帯。西側には本州の背骨とも呼ばれる3,000m 級の山々が連なる険しい北アルプスが連なり、東側には風光明媚な浅間連峰や筑摩山地が広がる。そんな大自然の美しさがつまった場所で、本作のロケも行われ、救助シーンの緊迫感やスリルなど、大自然が舞台だからこそ生まれるリアリティーとスケール感を届ける。