竹内力、吹替担当した“猿”に共感「カリスマ性があり、腕っぷしが強く…オレか!?」<猿の惑星/キングダム>
NMB48の3人とトークセッション
人間ではなく、“猿役”を演じたことについて、安部から「猿の声は人を演じるのと違いますか?」と聞かれると、竹内は「変わらないですね。やっぱりハリウッド俳優さんが演じているので、その雰囲気を感じながら、自分の声のトーンと合わせてセリフを言う感じ。しかしまぁ(プロキシマスは)猿のくせによくしゃべるんですよ(笑)!」と雄弁なプロキシマスに関してのアフレコのこだわりを明かした。
塩月が「最初シーザーを見たときに敵役なのかなという印象を受けたんですけど、逆にかっこいいな、良い役だな、と感じたんですが、竹内さんは彼の第一印象ってどんなものでしたか?」と尋ねると、「猿の世界をより良くしようとしている男。彼なりの正義があり、人間から見たら悪かもしれないけど、猿側から見たらどうなのかな、と考えさせられる。でもやっぱり人間も猿も争いが好きですよね」と単なる敵役ではない魅力とその裏にある作品の重厚なメッセージを語った。
坂田からの「今回は洋画の吹き替えということで、特に意識したことはありましたか?」という質問には、「やっぱり動物なので、鼻息荒い感じとかがセリフよりも難しかったかな。口を動かしていないところは外しちゃダメなので、タイミングが難しかった」とコメント。また、アフレコの演出で「いつもの竹内さんらしく“ボス”っぽくやってください」と話があったといい、セリフを猿っぽくしゃべるよう準備してきたら、逆に活舌が悪くなって没になったというエピソードも披露した。
竹内力「人間っていうのはな、とちょっと考えさせられる作品」
本作の感想について竹内は、「ネタバレができないからあんまり言えないけど、いい映画でした!子どもの頃に感動した作品に携われてうれしく思ってます」とトーク。
続いて、坂田は「私は映像のきれいさに驚きました。猿の毛並みだったり、自然の描き方の繊細さとか、技術の発達にびっくりしたのと、やっぱり音響のすごさによって疾走感や臨場感が出ていて大きなスピーカーでしか味わえない。ぜひ劇場で皆さんにも見てほしいと思った」、塩月は「私は展開に自分の心が遊ばれたというか…ずっとのめり込むように観ていて、予想を裏切られるところが面白かったです」と「猿の惑星」初心者の2人もいろんな視点で楽しんだことをアピールした。
本作のために前作を観なおしたという安部は「自分は初めて劇場で『猿の惑星』を観られるのがうれしくて。もちろん初めてでも十分に楽しめるんですが、過去作に通じる部分を発見できたり、最新の技術による2024年の『猿の惑星』を感じられて感動しました。そしてなんといってもプロキシマス・シーザーのカリスマ性も素晴らしかったです!」と興奮気味にコメント。
最後に竹内は、「猿の映画ですけど、人間っていうのはな、とちょっと考えさせられる作品ですよね。まだ世界中で争いがあってそういうテーマも含まれていますよね」と、本作のメッセージ性にも言及した。
フォトセッションでは、竹内が「劇場公開ということは…後悔しないように観ておけよー!」とドスを利かせた声でダジャレメッセージを送り、会場は大喝采の拍手に包まれながらイベントは終了した。
なお、「猿の惑星」などシリーズ過去作はディズニー公式動画配信サービス「ディズニープラス」で配信中。
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■クレジット:(C)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.
■公開日:5月10日(金)全国劇場にて公開
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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