撮影現場に白崎がいると羽山が不意に現れる
やがて「昼のゆめ」の第3話がオンエアされ、演技が大きな評判を呼んだ白崎は一躍ブレイクを果たすが、多忙とすれ違いで徐々に羽山と会える時間が無くなってきてしまう。
そんなとき、撮影現場に白崎がいると不意に羽山が現れて、「なんか久しぶりだね、良かったらこれ食べて」と差し入れを渡す。白崎が開けると、ショートケーキが入っており、「これ、俺の好きな…」と言って、白崎はたまらなくなって羽山に抱きつく。
「ハグしてもいいですか?」と白崎が尋ねると「もうしてるけど」と羽山。白崎は心のなかで「この感情は拓海じゃない。俺自身だ。俺が麻水さんを好きなんだ」と自覚するのだった。
自分の気持に真正面から向き合って、素直に羽山に抱きつく白崎にキュンキュンとさせられた。
◆構成・文=牧島史佳
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