生田斗真とヤン・イクチュンがW主演を務める映画「告白 コンフェッション」が、5月31日(金)に公開されることを記念して、原作の大ファンだというお笑い芸人・水田信二が街行く人々の“告白”を応援する特別番組「映画『告白 コンフェッション』公開記念 あなたの”告白”応援します！」(全6回)がLeminoで無料配信中。同番組で水田がある男性のプロポーズを応援することになるのだが、意外な結末に思わず言葉を失う場面があった。(以下、ネタバレを含みます)
「告白 コンフェッション」とは
「告白 コンフェッション」は、「カイジ」の福本伸行氏と「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじ氏という日本漫画界が誇る黄金タッグによる原作コミックを実写化した作品。死を覚悟した親友の最後の“告白”を聞いてしまった男・浅井啓介(生田)と、言ってしまった男リュウ・ジヨン(イクチュン)。密室で進んでいく2人の“この上なく気まずい一夜”を、圧倒的なスリルとスピード感で描いたワンナイトサバイバル作品となっている。
今回の特別番組は、原作ファンだという水田が同映画の“応援団長”として街行く人に「今、心に秘めている告白」を聞き、告白を全力で応援するという内容。早速街頭インタビューに繰り出すと、「へそくり1000万円」「水虫で困っている」「彼女にプロポーズしたい」「推しグッズに100万円使った」など、さまざまな“告白”したいことを抱える人が登場する。その中から1人を選ぶことになり、水田がサイコロを振って出た目の「彼女にプロポーズしたい」という男性・晴夫さんの告白を応援することに。
晴夫さんの自宅を訪れ、彼女だというカフェ店員・アミさんの情報をリサーチ。アミさんはどんなプロポーズを求めているのかを探るべく、水田が着ぐるみ姿に変装した晴夫さんと共にアミさんの勤め先であるカフェを訪ねる。そして理想のプロポーズが「サプライズ」であることが判明。
フラッシュモブの練習を頑張った後に事件が…
そこで晴夫さんの希望で、フラッシュモブでサプライズプロポーズを行うことになり、ダンススタジオでダンスの先生に習うことに。ただ、晴夫さんのダンス経験は「運動会のフォークダンスくらい」であり、水田も「先生、これは教えがいがありそうですね…」というクオリティー。企画に暗雲が立ちこめるものの、晴夫さんは必死に練習してダンスを覚え、あとはプロポーズだけ…というところまでこぎつける。しかし、準備していた指輪(3カラット)がなくなるというハプニングが。
晴夫さんはスタジオの先生たちや、水田の窃盗を疑いつつスタジオ内を捜索するも見つからず、一時は「もういい！」と諦めかけるのだが、紆余曲折を経て解決し、再びプロポーズを決意。彼女が働くカフェにマスクと帽子をかぶった姿で訪れた晴夫さんは、仕掛け人と共に練習の成果を生かし、フラッシュモブを行う。突然のことに彼女・アミさんは困惑しきり。そこでマスクや帽子を外し、顔をさらした状態で晴夫さんは緊張しながらプロポーズ。しかし、顔をさらした彼の姿を見てもアミさんは困惑したまま、むしろおびえたような表情に変わっていく。
そしてアミさんから驚きの言葉が飛び出し、ある意味“背筋が凍る結末”に水田も思わず絶句してしまう――。
“ドキュメントバラエティー”を謳っており、♯1の冒頭では水田がガチで街行く人々に街頭インタビューをしているような映像になっているが、実は♯6のエンドロールで「この番組はフィクションです」というテロップが。つまりはフェイクドキュメンタリーであることが、最後に来て判明する。
晴夫さんはもちろん、母親(役)がやけに芝居がかっているな…とは思ったが、まあ一般の方なのでそんなものなのかな？とも思えるし、最後まで「フェイク」と分からない作りにはなっている。ピュアな気持ちで見れば、一つのドキュメントバラエティーとして全6回しっかり楽しめるので、まずは騙されたと思って、水田による“告白の応援”を楽しんでみてほしい。
そんな水田が「芸人仲間とマンガの話になる度に『告白すごいから！絶対読んで！』と言い続け、映像化されて欲しいと願ってきました」という人気コミックを原作に映像化された映画「告白 コンフェッション」は、5月31日(金)に全国ロードショー。
