織田裕二“甲斐”と竹中直人“聖澤”のやり手弁護士対決
真琴の父であり、ライバル事務所の代表・聖澤という男の登場で、一気に物語はドラマとしての緊張感が増した。“怪演役者”ともいえる竹中直人は登場するだけで何かが起きそうなムードに一変。スーツ姿の織田と並んだときのピリッと感で視聴者を楽しませてくれる。弁護士らがセリフで追い詰め合うシーンも、けん制して相手に嫌な印象を残し合うのもさすがベテラン俳優同士といった迫力である。
真琴との父娘シーンでは柔和な表情を見せる聖澤だが、“幸村・上杉法律事務所”の代表・幸村チカ(鈴木保奈美)に見せる顔からはまだこの先もひと悶着あるフラグを感じさせた。後半の盛り上がりがスタートしたという印象の第7話だ。
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