不死川と小芭内、夕暮れの会話「今回のアニオリは天才すぎる」
宇髄の柱稽古は大いにファンをよろこばせたところだが、それ以外にも今話はアニオリが盛りだくさん。不死川実弥(CV.関智一)と伊黒小芭内(CV.鈴村健一)のシーンには、「おや?」っと思った人は多いだろう。ここは第一話で描かれたアニオリをアニオリで補完するシーンだった。あのとき一瞬踏み込んだ城はなんだったのか。鬼殺隊が知らない鬼の隠れ家があるのではないかという予感が2人の思考を支配していく。
夕暮れの演出も相まって、ざわつきを覚える場面となった2人の会話シーン。「これは毎話柱のアニオリが見れそうで歓喜。同時にどんどん無限城へ向かってるから情緒が追い付かない」「無限城への土台を固めにいってる。今回のアニオリは天才すぎる」「この2人の勝負はアレですね。アレとアレへの伏線、うまいこと入れてきたな」など、原作で先の展開を知る視聴者からも感嘆が飛び交う。すでに原作が完結しているからこそ分かる重要なアニオリシーンだった。
炭治郎VS義勇のざるそば早食い対決も大盛り上がり
さらに全く予想外だったアニオリとして、炭治郎と冨岡義勇(CV.櫻井孝宏)のざるそば早食い対決の続きも描かれた。どうやら早食いはいつの間にか大食い勝負の様相になっていたようだが、何事でもないように消化していく義勇に対して、炭治郎はもはや限界間近。しかし、唐突な義勇の打ち止め宣言で勝ちは炭治郎に転がった。CM入りのアイキャッチでは涼しい顔してお茶をすすっているため、義勇が勝ちを譲ったのは明らか。炭治郎もそれが分かって頑張った。
SNSには「炭治郎の意を汲んでわざと負ける義勇の不器用な優しさが良かったです」「黙って負けることもできたのに、わざわざ確認して炭治郎に報いてあげるのが義勇さんらしい」といったコメントや、「義勇さん、バカみたいな量を食べる炭治郎より大食いだった」「義勇さんのそば食い、なにあれかわいい生き物」「アイキャッチのやりきった炭治郎かわいい」など様々なコメントが並び、短いながら大きく盛り上がるシーンとなっていた。
ストーリーはそのままに全編アニオリだったと言っていい今回の第三話。放送後には「鬼滅のアニオリ、最終盤の展開に100点あげたい」「急に推しキャラ出てきて嬉しかったり、炭治郎は柱に匹敵する実力が分かったり…良きでした」「実弥と小芭内コンビのエピソ―ドがアニオリで盛りに盛られててすごい」「今日はサービス回なのかな?アニオリでこんな推しくるなんて〜」「天元様ご褒美回かよ…好き」など、大反響を呼んでいた。
■文/鈴木康道
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