俳優の山田孝之と仲野太賀のW主演映画「十一人の賊軍」が、11月1日(金)より全国の劇場で公開される。このたび、同作のビジュアル&4本の予告映像とあわせて、作品を彩る追加キャスト陣が一斉に発表された。
脚本家・笠原和夫が手掛けた幻のプロットが、60年の時を経て映画化
映画「十一人の賊軍」は、明治維新の中で起きた戊辰戦争の最中、新発田藩(現在の新潟県新発田市)で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り(=旧幕府軍への裏切り)のエピソードをもとに、捕らえられていた11人の罪人たちが「決死隊」として砦を守る任務に就く物語。
「日本侠客伝」シリーズ(1964年~)や「仁義なき戦い」シリーズ(1973年~)などを手掛けた脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、企画・プロデュースの紀伊宗之、白石和彌監督、脚本の池上純哉ら「孤狼の血」(2018年)チームが受け継ぎ、新たな集団抗争劇として誕生させる。
修羅の戦場で戦う姿が勇ましい…4本の予告映像が一斉公開
公開された4本の本編予告映像のうち、劇場版の15秒予告では、吊り橋の上を駆け抜けるなど奮闘する11人の様子が垣間見られる。
「WE WON’T LOSE篇」では、キャラクターの魂の熱さが伝わってくるようなオレンジ色に燃える炎が描かれ、バタバタと人が倒れていく様子が戦場の過酷さを表す。
「くたばりやがれ篇」では、獅子の如く咆哮する山田や決死の覚悟で敵に挑む仲野の姿が、そして「ぶっ殺してやる篇」は、11人中唯一の女性である鞘師里保演じる罪人が、力の限り叫ぶ様子が映し出される。