山崎賢人、「キングダム」で日本人初となる「The Best from the East Award」受賞
山崎賢人が主演を務める映画「キングダム 大将軍の帰還」が7月12日(金)に公開される。このたび、本作がニューヨーク・アジアン映画祭に出品され、山崎が日本人初となる「The Best from the East Award」を受賞したことが発表された。
戦国時代の中華統一を描くシリーズ4作目
本作は原泰久による同名のコミックの映画版で、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・えい政の物語を描くシリーズの4作目。最新作では、前作「キングダム 運命の炎」(2023年)から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。
天下の大将軍を目指す主人公・信役の山崎、中華統一に挑む若き秦国王・えい政役の吉沢亮、軍師見習いとして励む河了貂(かりょうてん)役の橋本環奈、飛信隊の副長として信とともに戦う羌かい(きょうかい)役の清野菜名、秦国・総大将として戦地に舞い戻った大将軍・王騎(おうき)役の大沢たかおらが続投し、佐藤信介が引き続き監督を務める。
また、敵国・趙のキャスト陣として、過去に王騎と馬陽の地で因縁の戦いを繰り広げた、自らを武神と呼ぶ趙国の真の総大将・ほう煖(ほうけん)役として吉川晃司、決して戦の場に姿を現さないが他の追随を許さない存在感で戦局を見守る謎多き軍師・李牧(りぼく)役として小栗旬が出演。その他、趙荘(ちょうそう)役として山本耕史、万極(まんごく)役として山田裕貴が今作でも登場。
さらに、新キャストとして王騎とほう煖の“過去の因縁”に深く関わる、謎多き武将・摎(きょう)役の新木優子と、かつて王騎が仕えた秦国王・昭王役の草刈正雄の出演も発表されている。
山崎賢人が日本人初の「The Best from the East Award」受賞
ニューヨーク・アジアン映画祭(New York Asian Film Festival/略称NYAFF)は2002年に創設されたアジア系映画祭。
山崎の受賞の理由として、ディレクターのサミュエル・ジャミエ氏は「多くの映画やドラマを通じて日本だけでなくアジア全体、そして世界中に数多くのファンを持っていて愛されています。特に『キングダム 大将軍の帰還』は、これまでのシリーズ3作で大ヒットを続け、多くの優れた俳優たちの演技が胸躍る興奮と感動を提供しています。山崎さんは、このシリーズの主役として魅力的な熱演と感動的な演技を披露し、爽快なアクションシーンでも見事なパフォーマンスを見せてくれました」とコメントしている。