今田美桜主演のドラマ「花咲舞が黙ってない」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/Huluにて配信)の第9話が、6月8日(土)に放送される。
「花咲舞が黙ってない」を新キャストで放送
本作は、銀行を舞台に不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品で、2014年、2015年に杏主演で放送して大ヒット。前回のドラマ放送後に出版された新作小説『花咲舞が黙ってない』(池井戸潤・著)を原作にした新たな物語を、主人公・花咲舞役に今田、舞のバディ・相馬健役に山本耕史という新たなキャストで放送する。
「花咲舞が黙ってない」第9話あらすじ
第9話は――
舞は職場近くの公園で、上司の芝崎太一(飯尾和樹)が若い女性と親しげに話をしている姿を目撃。舞は相馬に、芝崎が不倫をしているかもと訴えるが、相馬は東京第一銀行の大口取引先である東東デンキの粉飾決算のニュースの方が一大事だと気にも留めない。そんな中、2人は虎ノ門支店の臨店に。そこで東東デンキの元経理課長市村(俵木藤汰)から「東東デンキの粉飾の件は、2か月ほど前に銀行さんが気づいて指摘していた」と言われてしまう。東京第一銀行が新聞の報道よりも先に粉飾の事実を把握していながら隠蔽をしていたのか…。翌日、舞と相馬は虎ノ門支店で得た情報をまとめた報告書を芝崎に提出。すると芝崎は明らかに動揺するようなそぶりを見せた。
その後、舞たちの報告書は経営企画部長紀本平八(要潤)の元へ。報告書を見た紀本は昇仙峡玲子(菊地凛子)に、「なかったことに」と報告書の隠蔽を指示。昇仙峡が理由を尋ねると紀本は、東京第一銀行内には選ばれた人間しか触れることのできない『エリア51』と呼ばれる極秘事項があるのだ。と答えた。一人になった昇仙峡は、恋人だった川野直秀(平原テツ)の遺品の手帳を開く。そこには乱れた文字で51と書かれた形跡が。どうやら川野は亡くなる直前までこの秘密を追っていたらしい。
その頃、臨店班では芝崎が舞と相馬に報告書を差し戻しながら頭を下げていた。またですか?と憤る舞。そんな中、東東デンキの第三者委員会が、東京第一銀行から粉飾を隠蔽するよう指示があったと公表。東京第一銀行が行った隠蔽工作は、世間に広まることとなり…。
2時間後、営業第三部長の吉原俊二(平山祐介)は、記者会見で東東デンキの発表は事実誤認だ。と
主張。舞と相馬は虚偽の会見に憤りつつ、銀行内の闇を暴こうと調査を始める。一方、昇仙峡は紀本から、大臣の石垣信之介(大和田伸也)を紹介されていた。川野の手帳に遺された情報から石垣大臣と紀本の間には深いつながりがあり、その先に銀行の闇があるのではと考える。さらに臨店班に解散の危機が訪れる。
――という物語が描かれる。
昇仙峡が銀行の闇に迫る
公式ホームページやドラマ公式X(旧Twitter)などで見ることができる予告動画では、昇仙峡の「当行には知られてはならない極秘事項があるということですか」や、紀本の「傍観者ではいられなくなる。その覚悟があるのかな」の言葉から銀行の闇に迫る様子がうかがえる。
また、相馬は「異動だ、俺の」と舞に告げ、臨店班解散の危機が訪れる。動画の最後では、舞が相馬に感謝を伝える姿も描かれている。SNSでは、「相馬さん飛ばされちゃうの?」「紀本と対決する時が来た?」「半沢直樹出るかな」などの声があがっている。