タレントの北野武が6月10日、都内で行われた「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」オープニングイベントに、今田美桜、内田也哉子、江口洋介、小澤征悦、賀来賢人、香取慎吾、窪田正孝、鈴木保奈美、戸田恵梨香、松嶋菜々子、山田裕貴と共に出席。過去にフランスで行った自身の展覧会を振り返った。
北野武、自身の愛車で登場
カルティエは、日本に最初のブティックを開いてから50年を記念し、「カルティエと日本 半世紀のあゆみ 『結 MUSUBI』展 ― 美と芸術をめぐる対話」を6月12日より東京国立博物館 表慶館で開催。これに先立ち、豪華ゲストがカルティエのジュエリーをまとった優美な姿でオープニングイベントに登場した。
カルティエ現代美術財団ゼネラル・ディレクターのエルベ・シャンデス氏と共に自身の愛車で登場した北野。冒頭、各登壇者への共通質問であった「自身が大切にしている絆」について意見を求められると、「何を大切にしているんだか、よく分からないですけどね。大切にしている絆っていうのがよく分からない」と言い放った。
カルティエでの展覧会を述懐「実に幼稚」
続いてフランスのカルティエ現代美術財団との思い出を聞かれると、「『この建物を全部使っていいから何かやらないか』と言われて、ロケットを上げるとか色んなことを言ったんだけど、結果的にはまあまあ好きなことをやらせていただいた」と過去に同所で行った展覧会を述懐。
続けて「やっていることがすごい幼稚で、一番人気が出たのは近所の小学校の生徒の遠足の会場になってしまったという。入場員数は一番すごかったんですけど、内容を見れば実に小学生向けというか、自分の実力もそんなものですから。でも楽しんでいただけることは楽しんでもらったなと思います」と振り返っていた。
◆取材・文=山田健史