SixTONESの松村北斗が、6月14日に都内で開催された映画「ディア・ファミリー」の初日舞台あいさつに共演の大泉洋、菅野美穂、福本莉子、川栄李奈、新井美羽、月川翔監督と共に出席。“次に叶えたい夢”を明かした。
松村北斗の叶えたい夢
同作は、ノンフィクション作家・清武英利氏の「アトムの心臓『ディア・ファミリー』23年間の記録」が原作。小さな町工場を経営する坪井宣政が、生まれつき心臓病を患い「余命10年」を突き付けられた幼い娘の命を救いたい一心で人工心臓の開発を始め、後に世界で17万人もの命を救うことになるIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルを誕生させるという、23年間におよぶ家族の愛の実話を実写化した物語だ。
本作の内容にちなみ“次に叶えたい夢”を聞かれた松村は「僕は大泉さんのかねてからのファンというか、マニア」と前置きし「奇跡の方ですよね。大泉さんのやられてきた舞台とか、大泉さんが作った舞台とか、どれか1個リメイク的にいつかね…(やりたい)」と告白。大泉は「えぇ!?それは素晴らしい!」と驚き「やって!SixTONESで『下荒井兄弟(のスプリング、ハズ、カム)』とかしようよ!」とノリノリだった。
松村はその作品について「大泉さんが脚本も書かれて演出もされたTEAM NACSさんの兄弟の、家族の話」と説明。大泉も「5人の家族の話」と頷き、松村は「SixTONESでやってみたい。僕、仲間があと5人いまして」と願望を明かした。松村が「(その話をやるには)1人多いんですけど」と話すと、大泉は「1人多いね。誰か1人辞めさせてよ」と冗談混じりで反応。すると松村は「バカを言うんじゃないですよ。1人欠けたらもう意味ないんですよ、うちは」「一生恨みますよ、それで1人辞めたら」と即座にツッコんだ。
大泉洋、「新しい夢できました」
大泉は「1人役作る?」と提案し、松村は「何かしら考えて『下荒井』を6人でやれたら、僕はもうこの人生クリアだと思ってるんです」と笑顔。大泉は「わかった。がんばろう。僕書く」と宣言した。
松村は「ただ、あと5人がどれほど大泉洋というものに熱があるのか(笑)」とコメント。大泉は「ないの?君ほどないの?」と尋ねると、松村は「ごめんなさい。これは当たり前ですよ。あと5人は『すごい俳優さんだな』くらいですよ。マニアは僕だけですから」と答えた。大泉は「ジェシーとか全然ないの?熱」と質問。松村は「『あぁ大泉さんね!へっへっへっへ』」とジェシーの真似をし、大泉は「あいつ全然ねえな」と笑った。
大泉は「僕、新しい夢できました。SixTONESにやってもらえるように、『下荒井兄弟』6人バージョンで書き直します」と意気込み。松村は「本当に実は10年くらい秘めてた思い」と打ち明けていた。
◆取材・文=山田果奈映