Kis-My-Ft2・宮田俊哉が、6月15日に都内で開催された映画「ブルー きみは大丈夫」公開記念舞台あいさつに登場。同じく日本版声優を務める稲垣来泉、加瀬康之、浪川大輔、三森すずこと共にトークを行い、“師匠”への思いなどを語った。
気鋭のクリエーターが脚本・演出を担当
「ブルー きみは大丈夫」は、子どものとき、おままごとやヒーローごっこを一緒に遊んだ空想の友達が、もしも大人になった今でも、そばであなたを見守ってくれているとしたら…という、独創的な発想から生まれた孤独な少女と、子どもにしか見えない“もふもふ”ブルーの物語。ハリウッドの新進気鋭クリエイター、ジョン・クラシンスキーが監督・脚本を担当し、「ウォーキング・デッド」のジュディス役などで知られるケイリー・フレミングが初主演を務める。
ブルーの日本版声優を務める宮田は「ブルーに寄せてインナーのシャツを紫にしました」と、ブルーを意識した衣装で登場。声優陣と共に登壇していたブルー(着ぐるみ)を喜ばせた。
宮田といえばアイドル界屈指のアニメ好きで知られるが、今回一緒に登壇した浪川は宮田にとって“師匠”のような存在。そのことに触れられると、宮田は「約4年前に初めて声のお芝居のお仕事をさせていただく時に、師匠からたくさんレッスンを受けまして、ビシバシと。師匠!大きくなりました!」と浪川に伝えると、浪川は「いやあ流石!素晴らしい」と称賛し、「僕が先に収録したんですけど、残念ながら一緒に録ることができず、1人1人録っていて。次の日に宮田くんが来るってことで、どうしても行きたかったんだけど仕事で行けなくて。ディレクターさんに『何卒宮田くんをよろしくお願いします!』って(笑)」と、すてきな師弟関係をうかがえるエピソードを披露。
その後宮田が吹き替えした声を聞き、浪川は「本当に素晴らしかったです。吹き替えは初めてだったんですよね? 吹き替えのレッスンはそんなにしていなかったから大丈夫だったかなと思ったんですけど、『楽しかったです~』って連絡してくれて、すごく平和な空気が流れました」と目を細めた。
それを受け、宮田は「浪川さんと同じ作品に出るというのが僕の目標の一つだったので、この作品でその目標が一つ達成されたぞ!っていう気持ちもあるんですよね」と笑顔を見せると、浪川も「そうやって言っていただけるのはうれしいですよね。僕も頑張りますので。今日はバーターで呼ばれたと思うんで(笑)、今後ともよろしくお願いします」とおちゃめに返し、宮田は「やめてくださいよ師匠!(笑)」と恐縮しつつ、「よろしくお願いします」と師匠に敬意を込めていた。
宮田、事務所に人から「きみは大丈夫?って」
さらに、タイトルにかけて「きみは大丈夫」と誰かに背中を押された経験はあるか?という質問が。それに対し、宮田は「僕はどちらかと言えば、アイドルをやりつつアニメがずっと大好きで。アニメが好きだって言っていた時に、事務所の方に『きみはそれで大丈夫?』って(笑)。それで大丈夫なの?とはよく言われてました」と自虐気味に話して会場の笑いを誘いつつ、「あの頃の自分に言ってやりたいですよ。『きみは大丈夫だよ』って」と見事にまとめ、大きな拍手が送られていた。
映画「ブルー きみは大丈夫」は全国公開中。
◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)
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