乃木坂46の4期生であり、野球好きと知られる黒見明香がメジャーリーグベースボール(以下、MLB)の魅力を伝える初冠企画MLB連載「9-6-3のファインプレー!」。今回は兵庫県神戸市にあるスポーツカード&カードゲームショップ 「MINT三宮店」への取材を敢行!近年世界的に大ブームとなり、レアカードは超高額で取引されているMLBカード「Topps」の現状や歴史をリサーチします。
野球カードの世界を深掘り!
皆さんこんにちは、乃木坂46の黒見明香です。今回私がやってきたのは、兵庫県神戸市にあるスポーツカード&カードゲームショップ 「MINT三宮店」。さまざまなジャンルのトレーディングカードを扱うお店のなかで、MLBのトレーディングカード「Topps」の歴史や現在人気となっているカードのトレンドなどを取材しちゃいます!
さらに今回は1BOX40,000円以上もする「MLB 2024 TOPPS BOWMAN HOBBY BOX」を大人買い! 以前1パック(10枚入り)買ったことがあったのですが、そのときはエンゼルス時代の大谷選手とドジャースのムーキー・ベッツが塁で並んでいるカードが出て興奮したことを覚えています。果たして今回は……。もし超レアな高額カードが出たら、アメリカロケの取材代の足しにしたいです!
最新の野球カード事情をくろみんが根掘り葉掘り聞く
最初に「MINT三宮店」の店長である毛利優介さんに、MLBトレーディングカードのトレンドを聞いてみたいと思います!
黒見:Toppsカードのなかで一番人気はやはり大谷翔平選手ですか?
毛利:はい。元々人気が高い選手ですが、ドジャースに移籍してしっかり結果も残していますし、やはり高値が付きます。サインカードはもちろん、ノーマルカードでも数百円、数千円になることもあります。
黒見:ほかの日本人選手も人気ですか?
毛利:そうですね、大谷選手の同僚となった山本由伸投手なども人気になっています。
黒見:ドジャースで1,2番を組んでいるムーキー・ベッツ選手も人気ですか?
毛利:人気です。価格の方も上がってきています。
黒見:どんなカードがレアになりやすいのですか?
毛利:プレミアがつくのは、ユニフォームや選手が使ったバットの切れ端などが入っているカード。そういうカードはレアになりやすいですね。あとは直筆サインが入っているカードなどは、それ自体が証明になるので非常に価格が高騰する傾向にあります。
黒見:侍ジャパンがWBCで優勝したときのカードなども人気ですか?
毛利:人気は高いです。いま一番話題になっているのが佐々木朗希投手ですね。
黒見:どのぐらいの値段になっているのですか?
毛利:佐々木朗希投手がルーキーで入ってきたときのカードは、最初40万円ぐらいついたものもありました。大谷選手はカードセットがあるのですが、100万円ぐらいの価格になるものもあります。
黒見:ちなみに過去最高額で取引されたカードの値段はどのぐらいなのですか?
毛利:ホーナス・ワグナー選手のカードが、日本円で、7億円以上で取引されたことがありました。収集家にとってはそのぐらいの価値があるものだったんでしょうね。1909年のカードです。現役ではない選手はカード化が難しいので値段が高くなったりします。