舘ひろし「杉咲花さん演じる主人公・泉の勇気、まっすぐなまなざしが素晴らしかった」
イベント後半では、そんな原監督が「帰ってきた あぶない刑事」(5月公開)も手掛けたことから、“あぶ刑事”柴田恭兵、舘ひろしからの手紙が届けられ司会者が代読した。
舘からは「1人の人間としての正義と、警察組織としての大義。杉咲花さん演じる主人公・泉の勇気、まっすぐなまなざしが素晴らしかった。 混沌とした時代だからこそ、正義を貫くことの大切さを改めて感じることができました。原監督とご一緒した『帰ってきた あぶない刑事』とは、同じ刑事ものでも真逆の世界観。共通するのは、映画に登場する刑事たちの魅力を存分に引き出す素晴らしい演出力。手に汗握る映像展開に、原監督の映画作りの力を感じました」と熱いメッセージが。
柴田からは「公開おめでとうございます。『あぶ刑事』の次に手がけられた作品が、またも警察が舞台の、しかもミステリーとのこと。『帰ってきた あぶない刑事』のようにアドリブ満載ではないでしょうね。間違ってもハーレーとショットガンで事件を解決しないようにと願います。原監督なら、『帰ってきた~』の時と同じように、スタッフみんなといい作品撮るぞという空気を作り上げて、これからも素敵な笑顔を生み出していくと思います。またどこかでお会いしましょう」とユーモアと愛情たっぷりの言葉が送られた。
原監督は「泣きそうです、すごくうれしいです。まさかのサプライズでびっくりしまして…すいません、なんか面白いこと言えないんですけど…」と驚き。
杉咲も「こんなことってあるんだなと思って。でもそれは監督のお人柄であったり、積み重ねてきたものが…作品と作品がこういったところでつながったりとかすることがあるんだなと思って…。感動しました」と感無量の面持ちを見せた。