「超特急」のメンバーとしてアーティスト活動をする一方、俳優としてもテレビドラマ、映画への出演が続く草川拓弥。
そんな彼が、スマホ特化型コンテンツ「ヒルミルマガジン」のショートドラマ『YeLLs』(エールズ)に出演。「エール編」「癒し編」という2つのコンテンツで、休日に同僚と過ごす会社員を演じている。
「とても共感できる部分が多い」と語る一方で、「ちょっとキザかな」と照れくさそうに語った草川が、撮影を終えたばかりの心境を語った。
KDDIによる「動く雑誌」、スマホ特化型コンテンツ「ヒルミルマガジン」
「ヒルミルマガジン」は、「ちょっとしたひとやすみに すきなものに出会えたら それは特別な時間になる」をコンセプトに、KDDIがスタートするスマホ特化型オリジナルコンテンツ。雑誌の中でテキストとビジュアルで楽しめる企画の世界観をそのままに、「動く雑誌」として楽しめる新たな価値体験を提供する。
第1弾はKADOKAWA「ザテレビジョン」、講談社「VOCE」「ViVi」、マガジンハウス
「BRUTUS」が参画。各誌とコラボし、各媒体ならではのキラーコンテンツや独自の着眼
点での企画を、誌面や記事から動画フォーマットにして配信する。
草川が出演したのは、「ザテレビジョン」が企画した全肯定型ショートドラマ『YeLLs』。「がんばっているすべての人に寄り添う」をテーマに、エンターテイメントの世界で多くの人の心を支えてきた芸能人とタッグを組んで、画面の向こうの「あなた」に向けた企画となっている。前編は6月24日12時、後編は6月26日12時に配信。
普段とは違う撮影に緊張も「いい経験になりました」
――普段のドラマや映画とは違ってカメラに向かっての演技だと思いますが、収録してみていかがでしたか?
無事収録が終わってホッとしました。すごくセリフの量が多かったので、緊張しました。普段カメラに向かって語り掛けるような演技をしないので、自分のなかでもいい経験になりました。
――今回の企画のテーマは応援、エール。いつもファンに向けてエールを送る立場だと思いますが、お仕事に臨まれるとき、どんな思いなのですか?
僕はグループ活動もやっているのですが、今ツアー中なんです。ライブでは、ツアーの世界観みたいなものももちろんあるのですが、どちらかというと僕らの気持ちを届けたいという一心でパフォーマンスをしています。たった2時間ぐらいなのですが、その間だけは、嫌なことやしんどいことがあっても忘れて、笑顔で楽しんでもらいたいという気持ちです。
――アーティストと俳優では、仕事をするうえで違いはありますか?
自分のなかで明確なスイッチを意識することはないですね。でも、やっぱりグループでは(僕以外に)8人いるので安心感はあります。それ以外は、思いを届けるという意味では、あまりスタンスは変わらないと思います。元々僕はあまり先を見据えて行動できるタイプではなく、目の前のことに全力投球で真正面からぶつかっていく性格なので、そのことは意識しています。
――今回の設定が休日に会った同僚にエールを送るというものでした。草川さんにとって同僚にあたるものがグループのメンバーなのかなと思うのですが、今回のドラマのセリフで共感できる部分はありましたか?
全て共感できるなと思いました。すごくいい脚本だなと。ただ僕はここまでストレートに思いを表現できるタイプではないので(笑)。セリフによってはすごくキザっぽいことを真正面から言っているので、ちょっと恥ずかしくて。普段の僕はあそこまで格好良く物事を言えないですね。監督さんからは「素でいいです」とおっしゃってくれていたので、緊張感がありながらも僕なりにリラックスした雰囲気で挑もうと思ったのですが、いざ喋って見ると難しい部分もありました。