渡辺翔太、中村アンに「嫌いにならないでくださいね」とお願い
会場には、視聴者から2人に向けた“お願い”が書かれた短冊が飾られており、2人がそれぞれそこから好きな短冊を選び、そのお願いをかなえるという企画も。
中村が選んだ短冊は、「年下男性を励ます言葉をお願いします」というもの。お題を聞いた渡辺が思わず「んふふ」と照れ笑いをしてしまう中、「なんとかなる!」と元気な声でアピール。
しかし、渡辺は「もう一言欲しかったですね。俺は」と即レス。「『なんとかならない』って言われたらどうするんですか?年下男子だからわがまま言われるかもしれないんですよ。『なんとかなるって言われてもなんとかならないときだってあるんです!』って」と畳み掛ける。
「なんとかなる。なんとかなるよ。なんとかしよう?」と段々と圧が強くなる中村に、「はい…」と大人しくなってしまう渡辺だった。
続いて渡辺が選んだ短冊は、「キュンゼリフを言ってください」というもの。「Snow Manというアイドルグループに所属していますので、まあまあ、こういったのはやっぱり勝手に手がいってしまいますね」と前置きしつつ、「君は僕のもの!…7月31日発売です」と発言し、失笑を買う。
「“君は僕のもの”って結構キュンとしません?君は僕のものって言おうかなって思ったら、このドラマの主題歌のタイトルだったんですよ、たまたま。そのまま発売日も言っちゃえば宣伝にもなるかなと思って。それで…」と、どんどん宣伝を続ける渡辺に中村は、「もうどこまでが仕事でなんなのか、本当彼に対しては不信感しかないです。あと(撮影は)残り5話ぐらいあるんですけど、うまくやっていける自信がなくなってきました」と呆れ顔。
「ちょっと嫌いにならないでくださいね、クランクアップの日までは!クランクアップしてからは嫌いになってもらっても構わないので、それまではもう…」と焦る渡辺を中村は「はい。静かにしてください」といなしていた。
渡辺翔太、中村アンを翻弄「素直になってくださいよ」
さらに、2人で一緒にかなえる“お願い”も実行。「アンさんが照れるような何かがいいですよね」と嬉々としてお題を選んでいく渡辺は「2人で手でハートを作ってください」と書かれた短冊を手に取る。
選んだ理由について、「アンさんがあまりノリノリじゃなさそうだなというので選びました。やらせようっていう」と語ると、中村も「これは役どおりですね。こんな感じでたじたじです、いつも私は」と、苦笑い。そして、2人で指を合わせてハートポーズを披露すると、恥ずかしさから「すごく暑いのにさらに暑くなりました」と顔をあおいでいた。
続いて中村主導で選んだ短冊は「手が重なるシーンがあると思いますが、2人の手の大きさを知りたい。比べ合っていただけますか?」というもの。
すかさず渡辺は「アンさんがこれ選びましたからね。だから俺と手を合わせたいのかなっていう。素直になってくださいよ」とちゃちゃを入れる。「いつもどおりです、これが。素直になってくださいって言うんですけど、全然なっているんですけどね。はい!やろう~」と中村も妙なテンションになり、役柄どおりたじたじになっていた。
「Snow Man全体に還元できる機会が増えるといいな」
最後に、2人自身の願い事を発表することに。渡辺は「真面目に書きました」と前置きしつつ、「テレ朝にハマりますように」とお願い。
「この『青島くんはいじわる』というドラマを画面の向こう側で見ていただく視聴者の方がもちろんやっぱり一番大事な存在と言いますか、その人たちが盛り上げてくれなくてはドラマも成長していきませんので皆さんありきなんですけど、やっぱり芸能界にいる上で裏の方にもハマる必要があると。だから、視聴者にも『このドラマ面白いね』と思われながらも、テレ朝の局員たちにも『あ、渡辺面白いじゃん』というところから、Snow Man全体に還元できる機会が増えるといいな」と語った。
赤裸々な思いを口にする渡辺に中村は「やっぱり渡辺くんの魅力ってこういうところなんですよね。それを恥ずかしがらずに真っすぐ言うというところに私もすごく好感を持っております」と応えた。
そんな中村は「この作品がたくさんの方に愛される作品になりますように」と発表。会場からは自然と拍手が。「俺のとき拍手なかった!」と不満そうな渡辺を尻目に、「隣で自由に羽ばたいている彼、役柄同様ですね。本当に現場の温度もすごく高いですし、スタッフさんと協力して、すごくいいものを作ろうという現場なので、ぜひその熱量を受け取ってもらえたらなと思っております」と呼び掛けた。
中村アン、渡辺翔太の魅力を明かす「心の中にすごく熱いものを持った男性」
撮影が始まってからお互いの印象がどのように変わっていったかという質問には、渡辺は「テレビの中のイメージだけで考えるとやっぱりクールだったり、どういうテンションの方なんだろうなというミステリアスな部分があったんですけど、こうやっていま僕が本当に自由に喋ってもフォローしてくださったり、最後に締めてくださったりという部分では、本当に優しくて。構ってくれる、とにかく。そこがキュンキュンしちゃいますよね。だから本当にイメージと真逆の方でした。もちろんいい意味で」とコメント。
「100点の回答をいただきました」と御礼を言う中村は、「こうやってふざけているときもあるんですけど、割と真剣に何かに向き合ったり、心の中にすごく熱いものを持った男性なんだなというところも垣間見れますし、すごくいろいろな顔を持っているんだなというところが、私自身はキュンとしますね」とにっこり。渡辺も同様に「100点の回答ありがとうございます」を顔をほころばせていた。
最後に中村は「このように和気あいあいと、皆さんと頑張っておりますので、ぜひこの夏、たくさんキュンキュンが皆様に伝わったらいいなと思います。よろしくお願いいたします」とあいさつ。
そして、渡辺が「まずは、今日この制作発表でちょっとふざけすぎてしまったことを反省したいと思っています。先ほどアンさんも言ってましたけど、スタッフさん、キャストみんな、本当に皆さんに楽しんでもらえるような、皆さんに毎週キュンキュンしてもらえるような土曜日になればいいなという思いでいますので、皆さん、ぜひ一緒に盛り上げていただけたらなというふうに思っております。ありがとうございました」と呼び掛け、会見は終了した。