水川あさみ主演「笑うマトリョーシカ」第1話のTVer再生数が100万回を突破
水川あさみが主演を務める金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第1話が6月28日に放送され、民放公式テレビ配信サービス「TVer」において再生数100万回を突破した。
人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス
同ドラマは、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真が2021年に発表した同名小説が原作。抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書の“得体の知れない不気味さ”に気付いた新聞記者が、彼らを取り巻く黒い闇に迫るヒューマン政治サスペンス。
印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集め、未来の総理候補との呼び声も高い若き厚生労働大臣・清家一郎(櫻井翔)と、そんな彼を支える有能な秘書・鈴木俊哉(玉山鉄二)は、どちらも非の打ち所がなく完璧に見える。「でも、この2人…何かがおかしい」。そんな2人の奇妙な関係を暴こうと、新聞記者である道上香苗(水川)は、彼らの隠された過去を探っていく。
水川、櫻井、玉山の他に丸山智己、曽田陵介、和田正人、渡辺いっけい、高岡早紀らが出演する。
第1話見どころ
2022年、4月。新たに発足された内閣には、厚生労働大臣として初入閣を果たした若手議員・清家一郎(櫻井)の姿があった。リベラルな言動が国民の支持を集め、未来の総理候補と目される清家は、若返りを図る新内閣の目玉として華々しく注目を集めていた。
同じ頃、東都新聞文芸部の記者・道上香苗(水川)は、このほど清家が刊行した自叙伝の紹介記事の取材で愛媛県・松山にある彼の母校を訪れていた。しかし、担任の口から語られたのは現在の頼もしいイメージとはかけ離れた彼の姿と、自叙伝には登場しない鈴木俊哉(玉山)というブレーンの存在。高校時代、鈴木は清家を指導して生徒会長に押し上げ、政治家となった今もなお秘書として清家を側で支えている。
「それほど重要な人物を、清家はなぜ自叙伝に登場させなかったのか」と違和感を覚えた道上は、その理由を探るべく、当時の関係者を取材しようと意気込む。そんな中、道上に一本の電話が入った。相手はかつて社会部の敏腕記者でしばらく会っていなかった父・兼高(※兼高の高は正しくは「はしご高」)(渡辺)。「調べていることがある」と言い、道上に相談を持ちかけたその瞬間、兼高は突然の交通事故で絶命してしまう。
道上が追い始めた人気政治家とその秘書の“奇妙な関係”。その矢先に訪れた兼高の突然の死。そして、これから待ち受ける衝撃の展開と真実とは。
――という物語が描かれる。