「武田さんに『ちよみ』って呼んでいただけるのが、何かすごいエモいなって(笑)」(飯沼)
本作でGP帯ドラマ初主演を務める飯沼の“座長”ぶりについては、共演者から絶賛の声が相次いだ。ちよみの弟・拓真を演じる番家は「毎日撮影とかがあるけど、みんなでそろうシーンとかはいつも笑顔で。一緒にやっていて楽しいです」とコメント。
加賀は「実に上手いのよお嬢さん(飯沼)は。彼女は本当に1言ったら10わかるタイプだから。だから安心ですよ。皆さん楽しんでご覧になれると、心から推奨します」と太鼓判。木村も「かわいくて一生懸命で、この難しい役を本当によくやられていると思います。一生懸命(役に)食らいついている姿を見て、心から応援したくなります」と、目を細めながら語っていた。
そんな中、飯沼は武田について「劇中で(武田さんに)『ちよみ』って呼んでいただけるのが、何かすごいエモいなって(笑)。クランクインがちょうど『ちよみ』って呼ばれるシーンから始まったので、(武田さんに名前を呼ばれていることが)すごいなって思いました」と、若者らしい言葉でその感動を表現。
それに対し武田は、「実は、30年前は(ちよみが)すぐに小っちゃくなっちゃったので等身大同士のお芝居が少なくて、目の前で動いている人に『ちよみ』っていうせりふをかけたことがあんまりなくて。今は自分の中でちょっとだけ欠けている思い出を、飯沼さんで埋めさせていただいているというか(笑)」と返答。再び30年前の意外なエピソードを明かしてくれた。
八木&武田の“新旧南くん”がマグカップ風呂に!
本作の見どころの一つとなるのが、15センチサイズとなった南くんの世界をリアルに描き出すべく作られた巨大な美術セットの数々。会見場にも巨大なカップラーメンの容器やマグカップ、スマートフォンなどが並んでおり、八木はそれらのセットを使った撮影もすでに行っているそう。
その話から、八木は「武田さんから教えていただいたんですけど、大きいマグカップでお風呂に入る“マグカップ風呂”のシーンは『南くんの恋人』シリーズの名物になっているらしくて」と、武田から聞いた情報を紹介。
すると武田は、「『水戸黄門』の由美かおるさん風な…。“マグカップ風呂”っていうのが名物であるんですけど、そのシーンは毎分(視聴率)が上がるって」と暴露し、一同の笑いを誘う。さらに、「1話では『どんぶらこっこ』という、南くんがカップラーメンの容器に入るシーンもあるんですが、それも名物なんです」と明かした。
そんな中、加賀からは「八木くんの胸は本当に素敵なのよ」と八木の肉体美についての話題が。武田も「素晴らしい“カッティング”(脂肪を落として筋繊維が浮き上がっていること)なんです。皆さんお忘れかもしれませんが、私“国民的筋肉のおじさん”ですので、その私が『うわっ!』と思います」などと絶賛し、八木もタジタジとなっていた。
そして、八木と武田という“新旧南くん”が一緒に巨大マグカップに入るという貴重なツーショットが実現。「こっち(小さくなる方)もやってみたかったんだ~」という武田の思いも飛び出す中、最後は飯沼を交えた3ショットでセットをアピールした。
最後に、八木は「この夏一番の“ホーム・ラブコメディー”だと思いますし、(南くんが)15センチになるということでファンタジー要素もあったりするんですけど、何よりも人の心を動かせる“ヒューマンドラマ”なのかなと僕は思っているので、第1話を楽しみに待っていていただけたらと思います」とコメント。
飯沼は、「すごく愛の詰まったドラマになっていると思います。いろんな愛情をちよみとして受け取りながら、キャストの皆さん、スタッフの皆さんと一生懸命撮影をがんばっています。過去の『南くん』シリーズを見ていた方もそうでない方も、すごく楽しめる作品になっていると思います。今年の夏は『南くんが恋人!?』で、一緒に盛り上がっていただけたらうれしいです」と明かし、会見を締めくくった。
7月16日(火)スタート
毎週火曜夜9:00-9:54(※初回は夜9:00-10:00)
テレビ朝日系にて放送
https://www.tv-asahi.co.jp/minamikun/