大進「先輩はひとりじゃないです。それを伝えたくて」
家の外で待っている宝に、大進がプレゼントを持って出てきて「これどうぞ」と紙袋を渡す。「なにこれ」と宝が言うと「いろいろお世話になってるんで…うまくいえないんですけど、俺、先輩に笑っててほしいと思って」と大進。宝が中身を見ると、大進は「ビー玉見とる先輩楽しそうやったけ」という。
大進はさらに「俺、先輩のことなんも分かっとらんかもしれんけど、力になりたいって思ったんです。それに、先輩は一人じゃないです。それを伝えたくて」と続ける。静かに聞いていた宝はビー玉をかざして中をのぞき、「こんなかに空があるみたいだろ。ガキの頃はそれが楽しくて…癖になっちまったってだけ。ありがとな、1個やるよ」と持っていたビー玉を大進にあげる。「ありがとうございます」といって大進は宝がしていたように空にかざして中をのぞく。その様子を宝は優しいまなざしで見つめるのだった。
大人っぽくてクールに見える宝が、実は子どもっぽく温かい一面を持っていることが垣間見ることができ、宝に対しても庇護欲が高まる。また、宝が大進を見守るまなざしが優しさに満ちていて、キュンと幸せな気持ちになった。SNSでも「大進を見る宝先輩が、、、優しい、、、甘い、」「宝先輩、大進にだけは心から笑ってるような気がした」「大進くんを見る宝くんの表情が優しくて、幸せになる」「宝が大進を見つめてるあの目!良い」とコメントが寄せられた。
◆構成・文=牧島史佳
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。