中島:白石さんの魅力のようなものが、さらに大きくなって再会できたことをうれしく思います。
白石:ありがたいです。7年たっていることにも驚きなのですが、当時も中島さんはすごくキラキラしていたのが印象に残っています。撮影中、風が強くて制服のスカートがふわっとなったんです。そうしたら「マリリン・モンローみたいだね」と声を掛けてくださって。あと、中島さんの周りを青い蝶が飛んでいました。
中島:うそでしょ!? 飛んでないよ(笑)。
白石:飛んでたんですよ! スターは違うなって思ったのがすごく印象的で。「マリリン・モンローみたいだね」というワードもなかなか出てこないと思うんですよね。
中島:いやいや、スカートがふわっとしたらみんな言うよ(笑)。
白石:当時は撮影が短かったのであまりパーソナルな部分が分からなかったですが、今回は中島さんの面白い部分も見えてきています。
中島:当時は番組内のドラマだったから1日のみだったもんね。でも、あの共演があって良かったなと思っています。
撮影中のちょっとしたトラブルに白石「自分でもびっくりしました」
そんな2人の掛け合いは、同作品の見どころの一つになりそうだ。
中島:保田はものすごくしゃべるので、すでに脳みそがヒイヒイ言っています(笑)。まだ加賀見くんとラリーするようなシーンを多くは撮影していないのですが、今日はネクタイをつかんで投げ飛ばされてきました!
白石:投げ飛ばすつもりはなかったんです(笑)。ちょっとした事故で…。
中島:「行きますよ!」ってネクタイを引っ張るシーンがあるんですけど、投げ飛ばされるレベルで引きずられちゃって。「力、強っ!」みたいな(笑)。こんな清廉な感じなのにすごい(笑)。
白石:自分でもびっくりしました。
中島:気の抜けない3カ月になりそうです(笑)。
取材・文=高橋梓
※「月刊ザテレビジョン」2024年8月号より