乃木坂46の4期生であり、野球好きと知られる黒見明香がメジャーリーグベースボール(以下、MLB)の魅力を伝える初冠企画MLB連載「9-6-3のファインプレー!」。前回に引き続き、東京・新小岩にある「野球工房9」へ取材を敢行!今回は匠の技である湯もみ体験、さらにはグラブの達人が選ぶ、守備職人についてのトークをお届けします。
アイドル界初!?くろみんグラブの湯もみに挑戦
皆さんこんにちは、乃木坂46の黒見明香です。前回に引き続き、新小岩にある野球工房9さんにお邪魔して、40年を誇るグラブ職人のリペアマイスター・村田洋一さんと共に、湯もみ体験、さらには「守備職人」というテーマでトークを展開したいと思います!
コラムのバナーで使用している私のグラブ。実はまだほぼ使ったことがなく、正直キャッチボールをしても、ポロリばかりなんです。村田さんの匠の技によって、実戦で使用できるグラブになるのか――。私も湯もみ、型付けを体験したいと思います!
黒見:私のグラブ、固くて全然キャッチすることができないんです。このグラブも型付けすることができますか?
村田:そうですね、明日からキャッチボールすることができますよ。
黒見:本当ですか、私も村田さんの技術に触れることはできますか?
村田:一緒にやってみましょう!
くろみん、湯もみ、型付けに挑戦!の模様は動画で!
村田:すごく手つきがいいです。とてもセンスがあると思います。筋がいいですね。ちゃんとグローブが曲がるようになっています!
黒見:湯もみ、型付け体験しました!プロの技からしたら、本当に素人な私の湯もみ、型付けですが、それでも硬くてまったくキャッチできなかったグローブが、しっかりボールをつかむことがでました。野球は、選手のポテンシャルはもちろんなのですが、道具一つ一つをしっかり、丁寧に使うことで、さらに能力がアップすることを知ることができました。お話を聞くと、湯もみ、型付けをしてグローブを渡しても、本当に自分のものにするには、2年ぐらいの時間を要するとのことでした。
気の遠くなるような時間ですが、だからこそファンがため息をつきたくなるような華麗なプレイを見せてもらえるんですね。今回の取材によって、野球の見方がさらに深くなった気がします。