木村多江が復讐の鬼に!? 週刊誌の裏側を描く新感覚復讐劇
10月5日(木)より新ドラマ「ブラックリベンジ」が、日本テレビ系で放送されることが決定。同ドラマの主演を、木村多江が務めることが明らかになった。
同ドラマの舞台となるのは、世間を揺るがすスクープを連発する週刊誌編集部。かつてスキャンダルによって夫を失った沙織(木村多江)が、世の中の裏に巣くうスキャンダルに迫り、夫を陥れた人間たちを次々と追い詰めていく姿を描く。
近年さまざまなスキャンダルが世間をにぎわせている中、同ドラマでは「不倫議員」「ハニートラップ」「罵倒音声」といった昨今のスキャンダルのエッセンスを凝縮。さらに、今をときめく「週刊文春」の元エース記者・中村竜太郎氏が監修を務め、よりリアルな週刊誌の世界を描写していく。
雑誌「週刊星流」は、政治から芸能まで、さまざまなスキャンダルを扱い人気を博している週刊誌。同編集部で契約ライターとして働く沙織は、新人にも関わらずさまざまなスクープを連発し、編集部員からも絶大な信頼を置かれていた。
そんな沙織には、政治家だった夫がスキャンダルを苦に自殺したという衝撃的な過去があった。すべてを失い、絶望のどん底にあった沙織だが、ある時夫のスキャンダルが実は捏造されたものであると知る。復讐(ふくしゅう)に燃える沙織は、夫を死に追いやった人間に、「スキャンダル」で復讐することに駆り立てられていく…。
復讐に駆り立てられる悪女を演じる木村は、「怒りを内包する役を演じたことはありますが、怒りをあらわにする役はあまりなかったので、『私には、新たな挑戦だ』と思いました。深い悲しみと狂気、弱さ、人間のさまざまな部分が見えるように演じたいです」と意気込みを。
続けて、「毎回最後に、沙織が『骨の髄まで炎上しなさい』と決め台詞を言うシーンがあるので、沙織という人がどんなふうに決めぜりふを言うのか楽しみです。闘う女を、そして、最後の決めぜりふをぜひまねして、楽しんでいただきたいです」と見どころを語った。
今回木村は、役作りのために髪を25cmもカットするなど気合十分。このほど放送に先駆けて公開された特別動画では、木村扮(ふん)する沙織が燃えたぎる情念を激白。スキャンダラスで波乱の物語を予感させる内容となっている。これまで見たことのないような木村の表情に注目だ。
また、沙織をめぐる登場人物すべてがクセ者ぞろい。職場である「週刊星流」の面々には、編集長・福島勲役に佐藤二朗、編集部のデスク・天満龍二役に平山浩行、沙織とコンビを組むことになる新人編集部員・芦原咲良役に岡野真也が決定。
さらに、沙織の夫の元秘書で、沙織にさまざまな情報を流す高槻裕也を堀井新太、沙織の妹で、シングルマザーの石山綾子を中村映里子、沙織の精神科医で良き理解者の糸賀朱里を鈴木砂羽が演じる。
「登場人物、全員ゲス」という衝撃的なキャッチコピーが踊る同ドラマ。週刊誌記者たちが駆使する驚きのテクニックなどもふんだんに盛り込まれており、芸能関係者も必見(!?)な内容となりそうだ。今後の展開に期待しよう。