新たな仲間との連携プレーで敵を打つ!
腹違いではあれど仲が良かった兄の死に、信じていた大人の裏切り。受け入れがたい現実を前に混乱を極める時行を、圧倒的な光で導くのは頼重だ。頼重は「兄上様の敵討ちをもって貴方様の天下への第一歩といたしましょうぞ!」と時行の手を引き、新たな仲間の元へ連れていく。
第二回より登場となったのは、諏訪家に仕える一族の子供たち。血気盛んな少年・弧次郎(CV:日野まり)と、天真爛漫な少女・亜也子(CV:鈴代紗弓)だ。二人とも時行とは同い年ながら、武芸に秀でており、宗繁との戦闘に参加。しかしながら、意外にも宗繁は強く、時行を守りながらの戦闘に苦戦する。
そんな中、頼重は戦線から一歩引いて時行の様子を見るように助言した。時行のことをか弱く、自分たちが守ってあげるべき存在だと思っていた弧次郎と亜也子。だが、いま彼らの眼に映るのは、宗繁の素早い太刀筋をしっかりと見切って、軽やかな身のこなしで全て交わす時行の姿。また、どこか鬼ごっこを楽しんでいるようにも見えるその表情に二人の好奇心は掻き立てられる。
再び戦線に戻った彼らは時行を敵から守るのではなく、敵を差し出す感覚でサポートに努めた。そして「今だー!」という弧次郎の合図とともに、時行は上から宗繁に斬りかかる。時行の刀は宗繁の首を見事にはねた。
その瞬間、時行が思い出すのは鎌倉幕府滅亡よりも少し前。自分が英雄になるはずがないと言った時行に、邦時が「頑張れ!……ば、いける気がする」と励ましの言葉をかけてくれた時のことだ。どんな時も味方でいてくれた優しい邦時。そんな兄の敵討ちを果たし、時行は英雄としての道を本格的に歩み始めた。
強力な助っ人を得て、時行が一歩前進した第二回。視聴者からは「五大院宗繁の首を落としてからの回想…カタルシスのある良いアニオリでした」「邦時さまの声が優しくて涙出る」「孤次郎と亜也子強い!!」「仲間も増えたし、今後がより楽しみ」という声が上がっている。
◆文/苫とり子
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