2人のゆかりの地・東京タワーを訪れ、思い出を振り返る
今回2人が訪れたのは東京タワー。ジュンが幼少期に登ったことを思い出し、600段もの外階段から展望台を目指すことにする。小学校に入る前、おじの結婚式で上京し東京タワーに登ったジュン。当時は初めての東京の人の多さに戸惑いながら、靴擦れを起こしながら登ったそうだ。
一方のヨシヲは大学で上京し、引っ越した翌日に東京タワーを訪れたという。お互いの思い出の場所である東京タワーで、晴れた空を見渡したり他愛のない会話を続ける、楽しそうなジュンとヨシヲ。
展望台に到着すると、ジュンは以前家族で見たのと変わらない運動場を発見し、喜びの声を上げる。そして「周りの景色は変わっても、変わらないものもあるんだね」と笑うのだった――。
春らしい食材で昔懐かしのご飯「なまりめし」を作る
ジュンがチョイスしたその日の献立は、かつおの加工食品・なまり節を使った炊き込みご飯「なまりめし」と「わけぎと青やぎのからしあえ」に加え、関西でよくやる“魚のすき焼き”で、今回はさわらを使った「そうざいふう魚すき」の3品だ。
春の食材をたっぷり使った料理と日本酒を楽しみながら、2人は「このレシピと気が合うのかもしれないね」と絶賛。そして片づけをしながら、ヨシヲはふと、“あと何回くらい実家に帰れるんだろう”と考えてる――。
ヨシヲは共働き家庭だったため、幼少期は祖母が作る家庭料理で過ごしていた。そんな中、ハンバーグやハヤシライスなどの洋食に憧れを抱いていたヨシヲは、一度だけ祖母にオムライスを作ってくれと頼んだことがあった。
しかし祖母が見よう見まねで作ったオムライスは決しておいしいとは言えず…ヨシヲは、自分が残してしまったオムライスを見る祖母の横顔が、今でも忘れられないようだった。そんなことを考えながら、ヨシヲは“ジュンとご飯を食べるのはあと何回だろう”と、物思いにふけるのだった――。
次話では、ジュンの姪っ子で大学生の沙良(芋生悠)が藤田邸を訪ねてきて、3人で旬の魚・いさきなどを使ったイタリー風のご飯を作る様子が描かれる。また予告映像では、ジュンと沙良が“時間”について語るシーンが映し出されていた。
「A Table!~ノスタルジックな休日~」第3話は、7月17日(水)夜11時から放送予定となっている。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
※「A Table!」の「A」は、正しくは上にアクセント記号がついたA
https://tver.jp/series/srugs1r0ye
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