元SMAP3人が契約満了 25年の軌跡と“ファンの愛”「#パリピア」でメッセージ
俳優とアイドル、キャラが豹変する草なぎ剛
「草なぎ君が一番最初にドラマで主演したのが97とか98年だもん。SMAPが出来たのが88年だから10年間何もなかったんだもん。(中略)今だってもう、草なぎ君のお仕事の引っ張りだこさ半端じゃないからね」(「ナカイの窓」/2013年4月放送)
中居は誇らしげに語った。草なぎはドラマで主演を務めるまでに約10年かかった。いわゆる遅咲きとはいえ、俳優としての評価は高い。フジテレビ系のドラマ「いいひと。」(1997年)から「僕の生きる道」(2003年)などの僕シリーズ3部作をはじめ、復讐シリーズの最新作「嘘の戦争」(2017年)まで、数々のドラマや映画に出演してきた。
余命宣告された男から詐欺師と演技の幅も広い。まるで誰かが憑依したかのような演技で、役に合わせて体重の増減も厭わない。そのストイックさには、共演した俳優たちが驚いたほど。
「僕ね、ギターをやるようになって、より歌が好きになったなと思うんだよね」(月刊ザテレビジョン/10月号)
俳優とは違って、素の草なぎ剛に戻れば、おっとりした性格をのぞかせる。連載開始から20年を超えた「お気楽大好き!」(月刊ザテレビジョン)の連載で草なぎは、改めてSMAPの楽曲の素晴らしさを感じたと綴る。
自分の中には常に溢れ出る思いがあるとして、「それをうまい形で表現できたらなと思うし、チャンスがあれば何か次につながればとも思う…。」もしかしたら、俳優業に限らず、また歌声を聞ける日がくるかもしれない。