FOD・TVerで開催中の「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」で6月の無料公開作にもピックアップされた2014年の“月9”「失恋ショコラティエ」。放送時おおいに注目を集めた小悪魔系人妻・紗絵子(石原さとみ)のモテスキルは、10年経った今もSNSで「タメになる!」の声が上がるほど。その中から、紗絵子が薫子(水川あさみ)にモテアドバイスを伝授した第10話のエピソードを振り返る。(以下、ネタバレがあります)
薫子、紗絵子に悩みを打ち明ける
第36回講談社漫画賞(少女部門)を受賞した水城せとなの人気コミックをドラマ化した本作。一途な片想い男子・小動爽太(松本)が、12年片想いし続けてきた小悪魔系人妻・紗絵子(石原さとみ)に告白。ゆるされない恋に踏み出していく。
一方、爽太のチョコレートショップ“ショコラヴィ”のスタッフ・薫子は、別のショップで働く関谷(加藤シゲアキ)と微妙な雰囲気。関谷は自分に気があるのか、ないのか…と悩む薫子。第10話では、以前送ったメールに関谷から2か月遅れでたった4文字「くわしく」とだけ返信を受け取った薫子が、関谷との関係を紗絵子に相談するシーンが登場した。
「人に好かれる努力をしてる人が好かれてるんだと思うんです」
薫子に「紗絵子さんだったらこれ、なんて返します?」と聞かれ、紗絵子は「『くわしく話すね ゴハン行こ! いつ空いてる?』って返します」。さすが、モテ女子らしい気配りの詰まった文面だ。
だが、もともと恋愛体質ではない薫子にはイマイチ響かなかった様子。すると、紗絵子は「意識的にでも、無意識的にでも、人に好かれる努力をしてる人が好かれてるんだと思うんですよね」と、意外な本音も披露。そして、「他の人を好きになってみることで、結果的に本命とうまくいくってこともありますよ! 薫子さん、せっかくの運ですから、関谷さんを落としましょう!」と、薫子の背中を押した。
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