テレビアニメ「ザ・ファブル」(毎週土曜深夜0:55-1:25、日本テレビ系/ディズニープラスで見放題独占配信)の第16話「下山の男…。」が7月20日に放送・配信され、洋子(CV:沢城みゆき)のバーでの“暇つぶし”シーンに、SNS上では視聴者から大きな反響があった。(以下、ネタバレがあります)
“ファブル”、クマを撃退
同作は、岡田准一主演で実写映画化されて話題を博した南勝久による同名人気コミックをアニメ化したもので、殺しの英才教育を施された“殺しの天才”・通称「ファブル」(CV:興津和幸)が、ボス(CV:小村哲生)から「1年間誰も殺してはならない」という指令を受け、“佐藤明”として人殺しをしない暮らしを送る姿を描く。
第16話では、山でクマと遭遇した明と黒塩(CV:岩崎諒太)は、再び襲来してきた時のための準備を進める。マムシを捕まえた明は、クマに“人間と関わると痛い思いをする”という経験をたたき込むため、マムシの毒を採取して保存。夜になり、予想通りクマがやって来る。明は、黒塩が背負うリュックを狙って襲い掛かってきたクマにナイフを刺した後、逃げ出すクマに向けてマムシの毒を塗ったドスをくくり付けた木の棒をやり投げの要領で投げて突き刺して撃退する。
一方、暇を持て余す洋子は、かつてバーで出会った河合(CV:梶裕貴)を誘い出し、再びバーで飲むことに。洋子を酔いつぶそうと画策する河合は、事前にバーのマスター(CV:一条和矢)の協力を仰ぎ、洋子を待ち構える。洋子が来店し、河合がマスターとの打ち合わせ通り「いつもの」と注文。洋子には強い酒の入ったカクテル、自分には酒の薄いカクテルを出してもらう手筈だったが、2人の本性を知るマスターは「フェアにいこう」という思いで、2人に同じ酒を提供する。
その後、洋子の巧みな誘導でテキーラの飲み対決に発展し、20杯目を過ぎた頃に河合は酔いつぶれてしまう。トイレで吐き、足元をふらつかせて出てきた河合は店内で転倒。頭から血を流しながら口から泡を吹いてひっくり返ってしまう。そんな様子を、洋子は嬉々として見つめていた。
絶妙なテンポで“2つの闘い”を描く
明のクマとの闘いと洋子のバーでの対決を、テンポよく切り替えながら面白おかしく見せていく展開に、視聴者は大盛り上がり。SNS上では「洋子が暇つぶしに男を酔いつぶして醜態を眺めるのが面白過ぎる」「洋子の暇つぶし最高」「洋子ちゃんのファイティング最高すぎるわ~」「熊登場と洋子さんの男遊びが同時開催なの草」「洋子wwwwひどいw」「ファブルの狩りと洋子の狩り」と、洋子が河合を“狩る”シーンに大反響が。
加えて、下品なセリフが目立つ河合を演じる梶の演技について「梶くんのさいてーな役いいなww何言わせてんだww」「梶ボイス良いw」「梶くんのエレンとのギャップに萌える」「梶さんがべろべろになって…!」となかなか見られない演技に興奮する声とともに、「沢城みゆきVS梶裕貴なんだな。深夜枠なのに豪華過ぎる」と大物声優2人による希少な掛け合いにうなる声も上がった。
◆文=原田健
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/the-fable/
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