「スポーツナビ 野球チャンネル」とのコラボレーション企画「MLB研究所」が、ABEMA野球公式YouTubeにて公開され、目覚ましい活躍を見せるシカゴ・カブスの今永昇太投手が新人王に輝く可能性を、データを用いて大予想した。
「MLB研究所」は、あっと驚くデータや数字を用いて、MLB選手のすごさをひも解き、その魅力を語り尽くす番組で、ABEMAのMLB中継のMCのDJケチャップが本番組のMC、元MLB選手の西岡剛が解説として、MLBアナリストの福島良一、MLBのデータを提供する「データスタジアム」のアナリストの小林展久が出演した。
デビュー戦で白星を飾った今永昇太投手
デビュー戦で白星を飾り、そこから5連勝という快進撃を見せる今永投手の活躍の要因には、「ストレートの球質のスゴさ」があり、これを深掘りすべく、ストレートの平均球速や回転数、縦変化の幅のデータに、今回、公開された動画では注目した。
今永投手は、MLB全投手よりも平均球速が4キロ遅いにもかかわらず、回転数がMLB平均を大幅に上回る。このデータから今永投手の武器は、“ストレートの回転数”と明らかになると、現役時代に今永投手と対戦経験のある西岡は、「彼のストレートは、藤川球児さんの“火の玉ストレート”に回転数が似ている」と驚異の回転数だった元阪神タイガースの藤川のストレートと引けを取らないことを証言する。
また、西岡は「今永投手の投球モーションはすごくゆったりしていて、力感がない。そして、球持ちが良い。剛速球を『ウオーッ！』と投げてくる投手は、打者にとっては対応しやすい。その一方で、彼みたいにゆったり投げ、かつ回転数を効かせる投手にはさしこまれてしまうんです」と絶賛した。
さらに動画内では、今永投手のストレートにおける月別の成績や、ストレートと並んで武器となっているスプリットでの空振り率のデータの分析に加えて、選手の貢献度を表す指標「WAR」から、今永投手のライバルとなる“新人王候補”を予想した奥深いデータの世界を楽しむことができる。
データアナリストが徹底解説！
【MLB研究所 】
MLB2024年シーズンABEMA生中継
https://abema.tv/video/genre/sports/baseball/mlb
