ルカの誕生日会に参加希望する視聴者続出
保育園でのトラブル後、ルカの誕生日会が開かれることになった第4話。ルカが「変」と言われた理由は自分にあると責任を感じた西園寺は、楠見の手を借りずに一人張り切って準備に励む。やらなきゃではなく、やりたいからやってると自分に言い聞かせる西園寺だったが、慣れないことに無茶しているのは明らかだった。
そのことを見抜いた楠見と協力して準備をすることになったが、ふたを開けてみると参加者はゼロ。SNSでは「参加できます!住所と日時教えてください!プレゼント持っていきます!お返しは不要です!ルカちゃんのお誕生日祝わせてください!」「私でよければシルバニア持って参加するよ」といった声が。
視聴者も中止を覚悟したその時、西園寺たちはたまたま参加を希望する保護者に遭遇する。普段忙しくて話す機会もなく、つながりが薄かった保育園の保護者たちだが、お茶する中でそれぞれ事情を抱えていることが明らかに。
「いわゆる旦那の連れ子で」と、娘と血のつながりがないことを明かすマリママ(小野 ゆり子)に続き、ハルトパパ(前野朋哉)も妻が単身赴任していることから実家で子育てをする“ジジババフル回転家族”であることを告白。モエママ(吉田莉々加)も「うちなんてパートナー女性ですから」と打ち明けていく。
「良い人しか出てこない」温かいドラマに涙する視聴者も
この展開に視聴者は「良い人たちでよかった~」「優しい親御さんたちだぁ」「『実は~』の連続の中でお互いの抱えているものが解けていく感じがして良いなぁ…」「みんないろいろあるねぇ!」「家庭の事情は人それぞれ」「側から見たら分からないけど家族にもいろんな形があるんだ」といった声が殺到。
「みんな違ってみんな良いよね」「みんな普通に見えるけど 色々あるってことだね」「普通じゃないことに引け目を感じていたけど実は他のご家族にも当たり前に色んな事情があって…で救われてる西園寺さんの表情にグッときた」などのコメントが次々と投稿された。
帰り道に「本当は普通の家族なんて存在しないんじゃないかなって」と言う楠見に視聴者は「確かに普通ってよく分からないよね…」「いろいろ事情があるよね…普通って一番難しい」「いわゆる普通の家庭ってなんなんだろうね」と強く同意。
「そうだよね、このご時世色んな家族がいるもんね。 何もおかしくない、幸せそうなら良いじゃないか」「多様性の時代ってのがなんかそこにフォーカス当たってるの素敵だなぁ」「いろんな人を受け入れてくれるドラマで涙が止まらない(涙)」「このドラマ、良い人しか出てこないから大好き」「なんてストレスのないドラマ」「なんていいドラマなんでしょう」と作品の評価がさらに高まるエピソードになった。
◆文=KanaKo