「ライオン・キング」のシリーズ最新作「ライオン・キング：ムファサ」が12月20日(金)に公開される。この度、アメリカで開催されたディズニーファン・イベントで、第2弾の予告映像と新しいポスターが解禁された。
世界最大のディズニー・ファンイベントのフィナーレは「ライオン・キング：ムファサ」
8月10日にアメリカ・カリフォルニア州アナハイムにてディズニー・ファンイベント「D23: アルティメット・ディズニーファン・イベント」が開催され、12000人のディズニーファンが集まった。なかでも盛り上がったのがイベントのフィナーレを飾った「ライオン・キング：ムファサ」だ。監督のバリー・ジェンキンス、本作に楽曲を提供したリン＝マニュエル・ミランダが登壇し、さらには劇中歌「Brother」のクリップ、第2弾予告、新ポスターが公開された。
バリー・ジェンキンスは、「ムーンライト」でアカデミー賞作品賞を受賞した実力派。本作について「1996年の夏に、おいっ子をベビーシットしながら『ライオン・キング』を始めて見た時のことを、そしてその後155回も同作を見たその夏を今でもはっきり覚えています」「そんな『ライオン・キング』の新作でムファサの物語について監督として語ることができるのは非常に光栄な事です」などとコメントしている。
リン＝マニュエル・ミランダは、すでに「モアナと伝説の海」や実写版「リトル・マーメイド」の音楽に携わっており、数々の受賞歴のあるソングライターだ。今回解禁となった予告編では、彼が手掛けた劇中歌「BROTHER」の一部が解禁されている。
シンバの父・ムファサ王の「はじまりの物語」
今回公開された第2弾予告では、王国に古くから住むヒヒのラフィキが、前作で野生の王国プライドランドの王となったシンバとその幼なじみナラの間に生まれた娘キアラらに、シンバの父であり偉大なる王ムファサの伝説を語り伝えるところから始まる。
「彼らがまだ幼かった頃、ムファサと後にスカーと呼ばれる王子は兄弟になった」の言葉とともに現れたのが、両親を亡くし一人ぼっちだったムファサと、王家の血統を受け継ぐタカ(後のスカー)。広大なサバンナで路頭に迷っていたムファサを仲間に引き入れて命を救ったのがタカだった。ムファサとタカは本当の兄弟のように成長し、約束の地を目指す道中で訪れる困難に共に立ち向かっていく。
ところが、ムファサとタカで二分割された新ポスターでは、タカの前に枯れ果てた大地が広がり、微かに残る水面にスカーの姿が映っている。かつて兄弟のように仲の良かったムファサとスカーがなぜ対立する関係となってしまったのか、彼らの物語が広大な大地で繰り広げられる。
なお「ライオン・キング」はディズニープラスで配信中。
https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/the-lion-king/
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