神木隆之介主演の日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」に斎藤工、杉咲花、土屋太鳳ら出演 6人の甘酸っぱい青春と恋模様が交錯
端島の物語を彩る実力派キャストたち
斎藤が演じるのは、炭鉱員として働く鉄平の兄・進平。鉄平の相談にも乗る頼もしい兄だが、妻が亡くなったことを認められず、帰りを待ち続けている。
俳優業だけでなく、映像制作を積極的に行なっている斎藤は、本作が初の日曜劇場出演となり、神木との共演は「刑事ゆがみ」(2017年、フジテレビ系)以来7年ぶり。神木と斎藤が生み出す絶妙な兄弟関係を丁寧に描いていく。
杉咲が演じるのは、銀座食堂の看板娘・朝子。炭鉱員や職員の家よりも貧しいが、しっかり者の姉として明るく健気に働いており、幼い頃から鉄平を好きだが思いを伝えられないでいる。
これまで数多くのドラマに出演してきた杉咲だが、日曜劇場は今作が初出演。本作の監督・塚原とプロデューサー・新井が手掛けた「夜行観覧車」(2013年、TBS系)に出演しており、11年の時を経て再集結となる今作で新しい一面を見せる。
池田は、どこからか逃げるように端島へやってきた謎の女性・リナを演じる。鉄平は、ミステリアスなリナに見せられる。このリナの存在が幼なじみたちの関係性を変えていくことになる。俳優のみならず、アーティストや監督などマルチに活躍する池田は、TBSのGP帯のドラマ出演及び日曜劇場への出演は初となる。
清水は、鷹羽鉱業の幹部職員の息子・賢将を演じる。小学生の頃に父の転勤をきっかけに端島にやってきた。人当たりがよく抜け目のない雰囲気を持つが、温かな家庭で育った鉄平のことがうらやましく、時に劣等感を抱いている。
清水も斎藤、杉咲、池田と同じく初の日曜劇場出演となり、杉咲とは映画「青くて痛くて脆い」(2020年)、池田とは映画「貞子」(2019年)、土屋とは「チア☆ダン」(2018年、TBS系)で共演している。
そして、土屋は鷹羽鉱業の職員の娘・百合子を演じる。一見自由奔放に生きているように見えるが、過去の出来事からコンプレックスを抱えている。幼なじみの朝子には意地悪なことを言って衝突することも。土屋は「下町ロケット」(2018年、TBS系)以来、6年ぶりの日曜劇場出演となる。