なにわ男子の大西流星が、8月23日に都内で開催された映画「恋を知らない僕たちは」初日舞台あいさつに登場。共演の窪塚愛流、齊藤なぎさ、莉子、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、志田彩良、酒井麻衣監督と公開を迎えた感想や、作品にちなんで“本気の恋”について語った。
高校生たちの等身大のラブストーリー
同作は、「虹色デイズ」などで知られる水野美波氏による同名漫画が原作。6人の高校生たちが思い悩み、時にぶつかりながらもそれぞれの“本気の恋”に向き合う姿をリアルに描く等身大のラブストーリーだ。
2024年5月に撮影され、8月に公開という映画としては珍しいスピード感の作品である今作。恋よりも友情を優先して「好き」を伝えられない主人公・相原英二を演じた大西は、公開を迎えた感想を「いよいよ当日を迎えてうれしい気持ちでいっぱいです」とほほ笑み、「この夏、“恋僕”でキュンキュンしていただけたら」とアピールした。
また、これまでの舞台あいさつイベントでもキャスト同士の仲の良さは伝わってきたが、あらためてこのキャスト・スタッフで映画初主演となる作品を飾れたことについて、大西は「同世代のキャストだからこそ作り上げられた空気感であったりとか、男女3：3のこういうテーマ、物語というのが自分自身初めてですし、新鮮だったので、作品も好きになりました。このメンツだからこそ出せた空気感があるのかなと思っています」と、思いを語った。
それぞれの“本気の恋”を発表
そんな中、作品にちなみ本気で好きなものを発表していく「これが、私の本気の恋！」と題したフリップトークも行われた。志田が「くまうさ」、猪狩が「渋沢栄一」、莉子が「トマト」、齊藤が「mbti」、窪塚が「鮨」とそれぞれ理由とともに紹介していき、トリの大西は「本当にこの流れで出したくはないんですけど、すいません、僕最近すっごいハマってて…」と前置きした上で、「『ドーナツ』が好き！」と、満面のアイドルスマイルで舌をペロッとさせて発表。
大西と言えば、バラエティー番組などでも独自の“あざとい”理論を発表しており、ある種“あざとい”のプロとしても知られているが、この回答には、他のキャストや観客から「かわいい！」「あ～!!」「あざといってば～！」「あら～」「あざといなあ」といった声が上がった。
そして理由について、大西は「大したエピソードがあるとかじゃないんですけど、最近マジでドーナツ好き！好き！って言ってたら、お仕事現場にスタッフさんが毎回差し入れで持って来てくださって…。現場入りした瞬間に、スタッフさんが『今日も大西さん、ドーナツありますよ』って(笑)。バラエティーとかで大西が喋れているのはドーナツのおかげなので。皆さんもドーナツに感謝してください」とドーナツに敬意を表した。
それに対し、自身もドーナツ好きだという窪塚が「ちなみにチョコレート？それとも砂糖の？」と興味津々に聞くと、大西は「うわ～！迷うな…！シュガーかな。シュガーが好きですし、口がパサパサになる専門のやつあるじゃないですか。あれを牛乳につけて食べたりするのも好きですし、意図的に口をパサパサにさせてからの牛乳、というのもおいしいなと思いました」と、こだわりの食べ方を熱量たっぷりにアピールしていた。
映画「恋を知らない僕たちは」は全国公開中。
◆取材・文・撮影=森井夏月
