映画「ラストマイル」、公開3日目で興行収入9.7億円達成、観客動員数も66万人越え
8月23日に公開された映画「ラストマイル」が公開3日目で興行収入9.7億円を達成、観客動員数も66万人越えと勢いあるスタートを切った。映画は、ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」(ともにTBS系)と同じ世界線で物語が展開されるシェアード・ユニバース作品で、監督は塚原あゆ子氏、脚本は野木亜紀子氏が務める。
ブラックフライデー前夜を舞台にした映画「ラストマイル」
「ラストマイル」の舞台は、流通業界最大のイベントのひとつであるブラックフライデー前夜。世界規模のショッピングサイトから配送された段ボール箱が爆発するところから始まり、やがて連続爆破事件へと発展していく。主役を演じるのは満島ひかり。ほか、岡田将生、阿部サダヲらが参戦する。
2018年に放送されたドラマ「アンナチュラル」は不自然死究明研究所、通称“UDIラボ”で数々の事件の死因を究明する物語で、主人公を演じたのは石原さとみ、他にも井浦新などが出演した。
2020年に放送されたドラマ「MIU404」は警視庁刑事部・第4機動捜査隊、通称“4機捜”が舞台で、綾野剛と星野源がW主演を務めた。
歌舞伎町に3作品キャストが集結
公開3日前に東京・新宿歌舞伎町で行われた“シェアード・ユニバースプレミアイベント”では、約300人のファンの前で、オレンジカーペットの上を3作品のキャスト総勢14名と、それら全ての作品を手掛けた塚原監督が歩いた。イベントは生中継も実施され、同時視聴者数3万人を記録。SNS上でも関連ワードがトレンドワードトップ10を埋め尽くすなど大きな反響を呼び、「みんな(ドラマ2作品のキャラクター)が自分たちと同じように生活してたことが分かってうれしい」「共感できる部分がたくさんあって、泣けた」などの感想が多く投稿された。