どんなに2課の面々がポンコツでも決して声を荒らげない温厚な人柄の一方で、理屈っぽくなんでも説明しないと気が済まないクセの強さも併せ持つ。 園舎の子ども用ソファーにちょこんと座る姿は愛嬌(あいきょう)たっぷりだが、事件現場に残って推理ドラマを見始めたり、捜査中に映画館で映画鑑賞し始めたりと捜査方法も独特で、班員たちは振り回されてばかり。
主演映画「私たちの偽装結婚」(2019年)や主演ドラマ「チェックメイト!~正義の番人~」(2019年)でのコメディー演技に定評があるドンウクが、つかみどころのない変人エリート刑事をチャーミングに演じている。
2PMチャンソンが世界的スター俳優役で特別出演
そんな変わり者班長・ユビンに振り回される犯罪捜査2課の面々も個性的。思い込みが激しくユビンに対抗心を燃やす41歳警部補ム・ジュンニョク(パク・ジファン)を筆頭に、ユビンに率先してゴマをする36歳巡査部長チョン・ジョンファン(ソ・ヒョヌ)、ユビンと行動を共にする機会が多く誰よりもユビンに振り回される30歳巡査長ソ・ミンソ(パク・セワン)、そして、憧れの犯罪捜査2課に配属されたもののポンコツぶりが際立つ最年少29歳巡査のチャン・タンシク(イ・スンウ)。要領もチームワークも今一つの彼らが、ユビンとぶつかりながらもめきめき捜査能力を上げていく。
1話あたり40分強という見やすいサイズ感に加え、“見た目は子ども、頭脳は大人”な某アニメばりのキッズ班長が登場したり、ジュンニョクとジョンファンが保育園の子ども用トイレで用を足すシーンなど、演出もコメディー色たっぷり。視聴者からは「想像以上にコメディーだった!」「トンバン・ユビンのキャラにハマりそう」「キム・ドンウクさんのキャラがかわいい」「継続視聴決定!難しく考えず気楽に楽しめそう」といった歓迎の声が上がった。
1~3話で描かれた芸能事務所の事件では、世界的人気俳優役で2PMのチャンソンことファン・チャンソンが特別出演。今年3月には「純喫茶イニョン」(フジテレビTWOほか)で日本ドラマ初主演を果たすなど日本でも人気が高いチャンソンの登場も注目を集めた。
第3話で一つ目の事件を解決したユビンと犯罪捜査2課の面々は4話以降、次なる事件に挑んでいく。今後は、エリート変人班長ユビンの存在がポンコツ捜査班をどう変えていくのかがドラマの見どころになっていきそうだ。
「ソウル・バスターズ」(全20話/初回4話、以降毎週水曜2話ずつ、最終回4話)は、ディズニープラスのスターで独占配信中。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
https://www.disneyplus.com/ja-jp/series/seoul-busters/60AmndJ16vug
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