綾瀬はるかが“ワケあり主婦”に!?新ドラマ「奥様は、取り扱い注意」インタビュー
10月4日水曜スタートの新ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)で主演を務める綾瀬はるか。綾瀬が演じるのは、天涯孤独に生まれ育ち、人の愛情を知らぬままタフに生きてきた伊佐山菜美。そんな彼女がワケありの過去を捨て、合コンでゲットした夫・勇輝(西島秀俊)と結婚。ちょっとセレブな専業主婦になったものの、周囲の主婦たちが抱えるトラブルに巻き込まれるうちに本当の優しさ、温かさを知っていく…。個性的な役柄を演じる綾瀬に、ドラマ出演への意気込みを聞いた
――ヒロイン・菜美を綾瀬さんはどんな風にとらえていますか?
「菜美は育った環境も過去も特別ですけど、普通の主婦として家庭を持ちたいと思っている人。ちょっとボケたところやズレたところがあるけど強い正義感も持っている。彼女は自分がワケありだから、人の気持ちを察することができるし、優しくすることができるんですよね」
――菜美の正義感には共感する部分があると語る綾瀬さんですが、菜美を演じる際に意識したいポイントとは?
「主婦としての日常では自然な表情を見せたいですし、アクションでは『かかってこい』とニヤリと笑うなど彼女の強さを表現したいです」
――3カ月に及ぶアクション稽古では、脚本の金城一紀さんから指導を受け「今まで見てきた中で一番スジがいい」と言われたそうですね。
「学生のころから運動神経は良かったので、そこを褒めていただけたのかなと思うんですけども(笑)。金城さんが教えてくださる技は本当に使える実践的なものですし、プロの熟練の技として、きれいでしなやかに力強く見せたい。だから体幹を筋トレで鍛えています」
――そして今作では、ハードな世界を描いてきた金城さんが、主婦の日常を描くことにも注目が集まっています。
「台本を読んで、金城さんは主婦同士のクスッと笑えるような場面も書かれるんだと驚きましたし、会話の内容にも驚きましたね。周りの結婚している人にリサーチしたら、友達同士で夫婦間の話をする人たちと、そうでない人たちに分かれるよと教えてもらったり(笑)。そんなやりとりを広末涼子さんと本田翼ちゃんの3人で、どんなテンポで展開できるのか今から楽しみです。このドラマは『これからどうなるのかな?』というさまざまな要素が詰まったエンターテインメントになっているので、ご覧になる方には、ぜひそこを楽しんでいただけたらうれしいです」
取材・文=大井達史
10月4日水曜スタート
(毎週水曜夜10.00-11.00 日本テレビ系)
※初回は夜10.00-11.10
出演=綾瀬はるか、広末涼子、本田翼・西島秀俊ほか