NMB48が結成14周年記念コンサート「NMB48 14th Anniversary LIVE ~Emotional~」を、10月8日に大阪・オリックス劇場で開催。アンコールで、上西怜がグループ卒業を発表した。
“原点”と“現在”をつなぐ結成14周年記念コンサート
この結成14周年記念コンサートは10月8日と、15年目のスタートとなる9日の2日間にわたって開催。2公演で趣向を変えた内容となる。
10月8日の公演は、NMB48の歴史を辿るオープニング映像後に「Overture」が流れ、「天使のユートピア」公演のオープニング曲「OUR STORY」でスタート。「どしゃぶりの青春の中で」「青い春よ」「しがみついた青春」を続けて披露する。
メンバー全員で「全部抱きしめろ」を歌い、キャプテン・小嶋花梨が「皆さんにとっても14年の歴史が詰まっていたり、これからのNMB48に期待してもらえるようなコンサートをお届けできると思っております。明日、10月9日は15年目の第一歩の日になりますので、良いスタートに向けて今日も全力で皆さんにパフォーマンスをお届けしていきます!」と力強く呼び掛ける。
ユニットコーナーでは、“あざといで世界を救いたい”という新澤菜央が結成した非公式ユニット“・めるみみ・”(新澤、芳賀礼、桜田彩叶、龍本弥生、永田楓花/※ユニット名の「・」は白ヌキハート)による「なめくじハート」に始まり、シティポップ調の「SPARK」、小嶋と10期研究生の三鴨くるみによるクールな「孤独ギター」、泉綾乃と上西のペアによる情熱的な「最高に下品なアタシ」、吉見純音のピアノ演奏による川上千尋の「365日の紙飛行機」のソロ歌唱など、メンバー個々の個性を生かした構成に。
さらに、NMB48初のオリジナル公演「ここにだって天使はいる」の表題曲と、最新の劇場公演「天使のユートピア」の表題曲を連続で披露し、“原点”と“現在”をつないでいく。
ライブ後半には、8、9、10期生の劇場新公演のタイトルと初日を発表。公演タイトルは「さらば純情」で出演メンバーは16人、初日は11月18日(月)に開催。
8期生の坂田心咲は「ここにいるメンバーは16人公演が初めてなので、まずはワクワクがあるのと、以前の『NEXT GENERATION LIVE 2024』で8期生、9期生、10期生のみんなで公演ができると聞いたときは驚きがあったんですけど、公演のタイトル、初日の日程を知って、あらためて“気を引き締めて頑張っていかないと”という気持ちが出てきました」と気合いを入れる。
9期生の芳賀は「8期生、9期生、10期生にしか出せないフレッシュさとかを、ファンの皆さんにお届けできたらと思いますし、私たち自身、楽しみな気持ちでいっぱいで、一所懸命頑張りたいと思いますので、会いにきてくれたらうれしいです!」と話した。
アンコールの曲中、上西怜から卒業発表
その後、アンコール1曲目「太陽が坂道を昇る頃」の途中で、上西が「私、上西怜はNMB48を卒業します! NMB48で活動した期間はもう二度と経験することができない青春で宝物です。私のことをたくさん甘やかしてくださり、妹でいさせてくださり、そしてずっとアイドルでいさせてくださり、本当にありがとうございました。私はNMB48とファンの皆さんのことがこれからもずっと大好きです!」と卒業を発表。
ライブが終了しても“怜ちゃん”コールは鳴り止まず、同期(5期生)の小嶋、水田詩織と一緒にステージに残る上西。
「皆さん、本当にありがとうございます。自分のファンの皆さんもそうですし、NMB48をいっぱい愛してくださる皆さんのことが本当に大好きです! 皆さん、これからは私の代わりにメンバーの一員として(笑)、メンバーのことをしっかり見つけれーちゃんしてください! ありがとうございました!」と笑顔を見せて、ファンの声援に応えた。