鈴鹿央士と松本穂香がW主演する月9ドラマ「嘘解きレトリック」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の第4話が10月28日(月)に放送される。
異色コンビが難事件を解決
本作は、やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿)と、ウソを聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子(松本)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」が入り交じる綾糸のごとき難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。
原作は「別冊花とゆめ」にて2012年から2018年まで連載されていた都戸利津の同名コミックで、全10巻で完結、累計発行部数は100万部の人気作品。
第4話あらすじ
第4話は――
九十九夜町、早朝の目抜き通りで左右馬と鹿乃子が駅に向かっている。汽車に乗ってお出かけとはしゃぐ鹿乃子に、左右馬は、“家賃を払えず、朝だけど夜逃げをしているだけ”と教えた。
そんな時、左右馬が不審な男に気づき、鹿乃子の“嘘を聞き分ける能力”で置引を暴く。男は逃げるが、居合わせた女性に足を引っ掛けられて転び、周囲の人たちに取り押さえられる。置引犯に足を掛けた女性は左右馬の知り合いで、端崎馨(味方良介)の姉・雅(北乃きい)だった。
左右馬たちが夜逃げ中だと知った雅は、取材旅行に同行しないかと2人を誘う。雅が『魔境探報』という怪談雑誌の記者と聞いた鹿乃子は怯え、左右馬も断ろうとするが、今月分の家賃を報酬にすると言う雅に、左右馬が即座に快諾した。
雅が取材するのは「人形屋敷」と呼ばれる綾尾家。綾尾家には、生まれつき体の弱かった一人娘の成長を祈願し、娘の成長に合わせて作った人形を娘と同様に育てるという変わった風習があった。屋敷は現在、主人夫妻が海難事故で亡くなり、一人娘の品子(片岡凜)が継いでいる。品子の姿はまるで人形のようで、妙なうわさもつきまとっていた。
そんな中、現地に到着した左右馬ら一行を柴田(佐戸井けん太)が案内する。柴田によると、女中のイネ(松浦りょう)が、屋敷の「人形部屋」をのぞくと、誰かの死体を発見。イネは慌てて柴田の家に飛び込んできたが、柴田が刑事の寺山清一(正名僕蔵)とその部屋へ行くと死体だと思われていたのは人形で、その後イネが岩場に落ちて死んでしまったという。事件の真相を突き止めるため、左右馬、鹿乃子、雅が品子と会うと…。
――という物語が描かれる。
人形屋敷の調査に乗り出す左右馬たち
公式ホームページなどで見ることのできる予告動画では、「人形屋敷の人形部屋で人が死んでたっていうんだよ」と言う話や、人形のような風貌の品子、無数の人形が並べられた人形部屋の様子が映し出される。屋敷では「これは血だ」と血痕を見つけた左右馬の姿も描かれている。
視聴者からは「原作でも印象的だったエピソード」「探偵モノらしくて面白そう」「片岡凛ちゃんの演技楽しみ」などの声が寄せられている。