藤原竜也が主演を務めるドラマ「全領域異常解決室」(毎週水曜夜10:00-10:54、フジテレビ系 /FODでは毎週放送終了後から次週のエピソードを先行独占配信)の第4話「原因は鬼!?大手町連続エリート飛び降り事件」が、10月30日に放送された。東京・大手町のビジネス街で4件の飛び降り自殺が連続して起こった。ヒルコから犯行声明が出され、その内容は“縊鬼”という妖怪に取り憑かせて自殺に追い込んだというものだった。全決の興玉(藤原竜也)たちは“縊鬼”の正体に迫った。(以下、ネタバレを含みます)
“不可解な異常事件”をテーマにした本格ミステリー
本作は、「マイファミリー」(2022年、TBS系)、「ラストマン-全盲の捜査官-」(2023年、TBS系)など、オリジナルで数々のヒット作を世に送り出してきた黒岩勉が脚本を、映画「変な家」(2024年)や現在公開中の映画「赤羽骨子のボディガード」など、映画監督としても活躍する石川淳一が演出を務めるほか、実力派スタッフが手掛ける本格ミステリー。
身近な現代事件×最先端の科学捜査では解明できない“不可解な異常事件”を全決(ゼンケツ)と呼ばれる世界最古の捜査機関「全領域異常解決室」が解決していく1話完結型ドラマとなっている。
扱う事件の対象は、まさに“あらゆる領域”におよび、「神隠し」「シャドーマン」「キツネツキ」といった“超常現象”で、現代科学の常識では考えられない“異常”に挑んでいく。そして、全話通して描かれる“大きな事件”は予測不能で、ハラハラドキドキの展開となっている。
全決所属で超常現象のスペシャリスト・興玉雅(おきたまみやび)を藤原竜也、元警視庁音楽隊カラーガード出身の警察官で全決に出向を命じられた雨野小夢(あまのこゆめ)を広瀬アリス、全決の局長・宇喜之民生(うきのたみお)を小日向文世が演じる。
他に、全決に異常事件の捜査を依頼する内閣官房国家安全担当審議官の直毘吉道(なおびよしみち)を柿澤勇人、警視庁捜査一課の警部・荒波健吾をユースケ・サンタマリア、警部補の二宮のの子を成海璃子、巡査部長の北野天馬を小宮璃央が演じ、デリバリースタッフ芹田正彦役で迫田孝也が、謎の女性・豊玉妃花役で福本莉子が出演している。
4人連続の飛び降り自殺は、妖怪“縊鬼”によるものなのか
今回発生した事件は、東京・大手町のビジネス街での連続飛び降り自殺。これにもヒルコから犯行声明が出されていて、その内容は「堕落したビジネスマンたちへの天罰として“縊鬼”という妖怪に取り憑かせて自殺に追い込んだ」というものだった。
内閣官房国家安全担当審議官の直毘吉道(柿澤勇人)は、ヒルコが何らかの方法を使って4人を亡き者にした“連続殺害テロ”と判断したと報告。
興玉は「縊鬼は日本の古文書にもしばしば登場する妖怪で、取り憑かれると精神を蝕まれ、自殺してしまうと古来より恐れられてきました。ヒルコが謎の神だとすると、縊鬼を操る身技を持っていても不思議ではない」と見立てた。
4人とも仕事も順調で、家庭にも問題は何も無く、自殺とは考えにくい。共通点は同じ大学出身ということと、国の未来を担うビジネスに携わっていたということ。それと、ある“ポイントカード”を4人とも持っていたということも。
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