「世界ふしぎ発見!」がスペシャル番組で復活 黒柳徹子「心に残る大好きな番組です」

歴史と遊ぶをテーマに世界各地の「ふしぎ」をミステリーハンターがレポートする「世界ふしぎ発見!」(TBS系)。2024年3月に38年のレギュラー放送に幕を閉じた人気教養クイズ番組が、約8カ月ぶりとなる11月9日(土)に3時間スペシャルとして放送される。
“ツタンカーメンの王妃”をめぐるミステリーに迫る
今回のメインテーマは、古代エジプト最大級のミステリー「ツタンカーメン王と死の真相」。その謎を解く鍵となる“ツタンカーメンの王妃・アンケセナーメン”と思われる棺の開封作業に密着し、ミイラの正体を世界初公開するほか、38年間の映像素材の中から世界遺産などのベスト映像などが紹介される。
番組には「ヒトシくん人形」でおなじみの草野仁をクイズマスターに、MCは石井亮次、解答者には黒柳徹子、野々村真らおなじみの出演者に加え、菅野美穂、デーモン閣下、西川貴教、カズレーザー、影山優佳、岡田圭右がゲストとして出演する。
出題されたクイズに知識を総動員して答えていく出演者たちに、収録後に囲み取材を実施。収録の感想などを聞いた。
「最終回を迎えてからの8カ月間、僕は抜け殻のような人生でした」(カズレーザー)
――収録を終えての感想をお聞かせください。
草野:この番組が素晴らしかったと思うのは、38年間チームが一体となってチームワークが乱れることなくやり続けることができたことだと思います。いろいろなところで取材をしましたけど、一度も事故に巻き込まれることなく、みんなで力を合わせることができたことが最高でした。
黒柳:こんなに心がそろった番組はないと思います。とってもみんなの気持ちがそろって楽しくワイワイ嬉しい気持ちで出演できました。
野々村:レギュラーが終わって8カ月経つと、また新たな番組をスタートさせるくらいのドキドキ感がありました。でも、皆さんの顔を見たら同窓会のような気持ちで楽しく番組ができました。
石井:実は再放送をしたことがないのがこの番組の特徴なんですが、3時間スペシャルは以前放送した38年分を一気に楽しめる内容になっているので、ぜひご覧いただきたいです。

岡田:改めてこの番組はテレビの理想だと思っていて、親が見て子供が見てそのまた子供が見る。テレビの理想を続けている番組なので、この番組だけは無くしてはいけないと思っています。
影山:38年ということで私が生まれる前から続いている番組で、いつか出れたらなと願っていたのでご縁をいただけて光栄でした。仮にクイズが解けても世界の謎は解けないままなので、その謎が解き切れるまでこの番組が末永く続いてほしいなと思います。
カズレーザー:8カ月前にこの番組が最終回を迎えてからの8カ月間、僕は抜け殻のような人生でした。
岡田:(笑)。今回で何回出演してる?
カズレーザー:数え方にもよりますけど…2回目です!
一同:(笑)。
カズレーザー:再放送がないと聞いてなんて贅沢な番組なんだって、再放送するだけで38年持つわけですからね。これだけの期間、作り続けるって本当にすごい番組だと思いますね。

菅野:久しぶりに出演させていただきました。映像を見ているとミステリーハンターに憧れていた自分を思い出して、とてもじゃないけどできないなと思いました。改めて世界は広くてまだまだ出会ったことがない景色があるということを教えてくれる番組だと思います。
西川:ゲストでお呼びいただいているんですが、以前に国内でミステリーハンターとして登場したときに、作り手の皆さんの思いが感じられる番組だと思いました。まだまだミステリーハンターを狙っているので、待ってます!
デーモン閣下:38年間続いた国民的番組の最終回と、それ以来となる3時間スペシャルに出させていただいて、非常に誇りを感じる収録でした。みんな口を開いて言われるのがスタッフの皆さんへのねぎらいの言葉。この番組に何回か呼ばれてますが、呼ばれるたびにスタッフの顔ぶれが変わらなくて、本当にチームで作っているんだなと感じられる番組なので、ぜひともスペシャルがあるときは呼んでほしいです。
































