何十年にもわたって人々の心に残るテレビドラマというのがある。FODでは「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」キャンペーンを開催中。往年のヒット作品が一気見できるこの機会に、11月10日(土)まで第1~3話が無料公開中の「ビーチボーイズ」を紹介する。
今作は、挫折経験の過去を持つ能天気ワイルド系・広海(反町隆史)と、エリートコースから外れて人生の休暇中に入った真面目な海都(竹野内豊)が、海の見える民宿で出会い、共に暑い夏を過ごす物語。イケメン2人がダブル主演した、1997年7月の“月9”ドラマは、最終話に大きなインパクトを残していた。第11・12話をプレビューする。(以下、ネタバレが含まれます)
秋になり広海と海都が「お前たちの海は別にある」と告げられる
「ビーチボーイズ」の脚本は岡田惠和で、ほかに広末涼子、マイク眞木、稲森いずみらが出演している。FODでは第1~3話のほか、第11話が現在無料公開中、最終話となる第12話は11月3日(日)から無料公開期に入るので、海の男たちが紡いだ物語がどんな結末を迎えるのかを改めて見ることができる。
第11話の副題は「海への想い、永遠の別れ」。秋の気配がただよう海を見つめながら民宿の主・勝(マイク眞木)は「ここは俺の海だ。お前たちの海は別にあるはずだ」と広海と海都に言った。「そろそろ、そんな時期かもしれない…」と思う2人。
翌日、勝は、周囲を驚かす行動に出た。忘れていた波乗りをもう一度やってみるというのだ。特注のスーツと使い慣れたロングボード。用意は周到…のはずだったが、久しぶりに海に入った勝の心身が、すでに海に対抗できないものになっていた。もう一度、必ずあの波に乗って見せる、と勝の再チャレンジのために広海と海都たちを巻き込んだ特訓が始まる。
フジテレビジョン