水前寺清子主演×石井ふく子プロデュース、昭和の名作ドラマ「ありがとう 第2シリーズ」が放送決定
水前寺清子主演のドラマシリーズ「ありがとう 第2シリーズ」(毎週木曜夜7:00-9:00、2話連続放送)が、11月7日(木)から全国無料放送のBS12で放送される。
総合病院を舞台に看護師や医師の人間模様を描く昭和のホームドラマ
本作は、石井ふく子プロデュースでおくる、昭和のホームドラマ。放送当時ドラマは大人気となり、主人公の職業を変えながら、シリーズ化された。今回は、歴代最高視聴率を獲得した民放ドラマとしても有名な第2シリーズを放送。
今作の主人公の職業は看護師。前作とは内容をがらりと変え、総合病院の「十(つなし)病院」を舞台に、看護師や医師の人間模様を描くホームドラマとなっている。水前寺の親しみやすいキャラクターと、石坂浩二との回を追うごとの恋模様も当時のテレビ視聴者の注目の的であった。
「ありがとう 第2シリーズ」第1話あらすじ
十(つなし)病院に勤める看護師・古山新(こやまあらた/水前寺)は、派出看護師をしていて夜勤明けで帰ってきた母・友(ゆう/山岡久乃)にたたき起こされて寮から出勤した。病院では息つく暇もなく、入院患者の大山京(杉村春子)に「心臓が苦しい」と呼びつけられる。
京は自分で勝手に病気と思い込み入院している患者で、病院長である十儀介(伊志井寛)の幼なじみ。そんな京を儀介の次男で小児科担当の医師・虎之介(石坂)がなだめてくれた。
そこへ、病院前の食堂「こころ」の相沢希(大空眞弓)が夜勤明けの妹・桃(沢田雅美)を迎えに来た。妹思いの希は「桃を働かせすぎだ」と儀介の長男で外科部長の龍之介(児玉清)に食って掛かるが、彼はまったく意に介さない。
龍之介は口には出さないが希に想いを寄せていた。希は龍之介の診察着が破れているのを見つけるが、その繕いをめぐり、女らしさを見せようとした新と衝突する。