コスプレイヤーのえなこが11月7日に都内で行われた「デジタル住民NFTアンバサダーカード」プロジェクト記者発表会に、東雲うみ、えい梨と共に出席。えなこは八咫烏をイメージした衣装で登場し、地方創生への意気込みを語った。
えなこ、八咫烏をイメージした衣装で登場
全国420自治体と連携する一般社団法人公民連携推進機構では、株式会社PPエンタープライズ、及び地方創生を進めているC+G会員企業6社とともに、全国7自治体と連携し、地方自治体の関係人口拡大に貢献する「コスプレイヤーが日本を元気にする!」プロジェクトを開始。人気コスプレイヤーが各地域にちなんだ「地域共創衣装」で登場し、各地域の寺社にて祈祷の上で提供する「デジタル住民NFTアンバサダーカード」を、和歌山県那智勝浦町を皮切りに、11月15日(金)から順次、日本最大級のNFTマーケットプレイス「HEXA」にて募集開始する。
えなこは八咫烏をイメージした衣装を着て登場。その衣装についてえなこは「黒一色だと沈んでしまうし、日本神話に出てくるということもあって、ちょっと豪華な厳かな感じが出したくて、生地に金色を混ぜたものを使用しています」と説明し「普段のアニメのコスプレより、生地も多めで厳かな感じが出ているなと思いました」と語った。デザインには自身の意見も取り入れられているそうで「金色のところも要望を出したり、だいぶ聞いていただきました」と明かした。
日本最初の日本刀・小烏丸をプレゼントされると、えなこは「ありがとうございます。とてもびっくりしています」と感謝。「中学時代に剣道をやっていたので、すごくうれしいです」と喜んだ。
地方創生への意気込みを告白
地方創生に向けての意気込みをえなこは「このプロジェクトが始まる前から、ふるさと納税をやっておりまして、少しでも地域に貢献できたらという思いはもともとありました。このようなお話をいただいてすごくうれしく思っております」とした上で「自分の大好きなコスプレで地域の方に見ていただいたり、地域にまつわるコスプレをして地域外の方にも認知していただいて、地域活性化、ついでにコスプレも好きになってもらいたいです」とコメント。「あわよくばいろんな地域のいろんな世界遺産などでコスプレができたらいいなと思っています」と願望を口にした。
東雲は日本酒が大好きだと言い「各地域の地酒を飲ませていただいて、各地を周りながら各地のおいしい地酒を見つけていきたい」とニッコリ。「おいしい地酒を見つけて、YouTubeの動画で紹介したりして、日本酒がもっともっと盛り上がって、さらに地域の活性化につながるようになればいいなと思っています」と声を弾ませた。
えい梨は「日本の文化のひとつとしてコスプレは誇れるものかなと思っております」と考えを告白。日本だけでなく、海外からの旅行客もコスプレ文化に興味があるのではないかと語り「まずコスプレで『このキャラはどういうキャラなんだろう?』という導入から『地方の神様や神話のモチーフなんだな』と知ってもらって、そこからさらに地域について知ってもらえたらいいなと思っています」とほほ笑んだ。
◆取材・文=山田果奈映