旧アニメへのオマージュたっぷりのOPとエモーショナルなEDも話題に
さらにファンを喜ばせたのは、旧アニメへのリスペクトが詰まったオープニングだ。オープニングではanoが歌う「許婚っきゅん」とともに、個性豊かなキャラクターが繰り広げるドタバタ劇の魅力をギュッと凝縮した映像が流れる。
その中には、銅鑼の音で始まるイントロ、乱馬やあかねが披露するカンフーダンスなど、歴代OP/EDをオマージュしたと見られる要素が多数見受けられ、「OPも昔のオマージュいっぱいでとっても嬉しい」「オマージュてんこ盛りで泣いちゃう」「懐かしいな~!」という声が上がった。
一方、エンディングはイラストレーターの北村みなみが作画を担当。手描きの温かみのあるイラストで、乱馬とあかねが不器用ながらも距離を縮めていく姿が描かれている。シンガーソングライターのりりあ。がエモーショナルに歌い上げる「あんたなんて。」は、乱馬に対して素直になれないあかねの心情を代弁するかのような歌詞で何とも切ない。
本編の明るい雰囲気とのコントラストが効いており、ファンからも「ED沁みる」「あかねちゃんの心情の曲……好き!!」「アニメーションも可愛くてエモーショナルで素晴らしい」と好評だった。
※日高のり子の高は、正しくは「はしごだか」
■文/苫とり子