千里眼の持ち主は未智ではなく娘・未琴だった
未智の病室に小学1年生の娘・未琴(諸林めい)がやって来た。そんな時、新たな爆破予告があり、病室で未智は地図を広げてダウジングのような方式で爆弾の場所を特定。警察、全決と一緒に未智と未琴も現場へと向かった。
興玉は気づいていたようだが、千里眼の持ち主は未智ではなく、娘の未琴だった。未琴の能力を使って、間一髪、興玉が爆弾を屋上から投げ捨て、大きな被害は免れたが、興玉は爆風に巻き込まれ、救護室に運ばれた。
興玉が目を覚ました後、未智を拉致したという連絡が入り、相手は警察には連絡せず未琴を連れてくるようにという指示を出してきた。
ヒルコが爆破予告を仕掛けたのは、千里眼の持ち主をあぶり出すためだった。目的は“未琴”。
興玉は全決の役目を小夢に伝え、「僕も神です」と明かした
危険を承知で未琴は母・未智のところに行くと興玉に伝えると、興玉は全決の局長・宇喜之(小日向文世)に連絡し、指定された場所へと向かった。
そこにいたのはヒルコではなく、ヒルコの思想に取りつかれた熱狂的な支持者3人。爆弾を使って脅し、未琴を連れ去ろうとするが、そこに現れたのは、爆破予告現場にいつも来ていた謎の女・豊玉妃花(福本莉子)だった。彼女は瞬時にして3人を呼吸困難にさせ、縛られていた興玉と小夢の拘束を解いた。そこにデリバリースタッフの芹田(迫田孝也)もやって来た。豊玉のことをヒルコだと思っていた小夢はあっけにとられるばかり。
全て解決した後、興玉が小夢に隠していたことを明かした。千里眼を持つ未琴は「市寸島比売命(イチキシマヒメノミコト)」で、古来より予知能力を使い国の災いを鎮めてきた“神”だということを。そして他にも神がいること。さらに「神が起こす不可思議な事件を人間に気づかれないように丸く収めること」が全決の仕事だということも。
しかし、ヒルコが現れたことで全決の役目が変わり、全決は今、謎の神ヒルコとの戦争状態にあるということも伝え、「僕も神です」と明かした。
ついに“全決”、そして全決のメンバーの正体が明かされようとしている。物語は次の段階へと入っていく。
◆文＝ザテレビジョンドラマ部
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
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